「天馬の涙」



緒言
 2003年10月発行の「ダ・ヴィンチ」に掲載された作品。神秘の世界です。

ISBN C-CODE
出版社 メディアファクトリー 価格 \450
ページ数 4/243ページ 発行年月 2003年10月


「天馬の涙」
主要人物
アテナ女神・クレオン
ストーリィ(略)
 天馬の背にのせてもらったアテナが目をひかれたもの、ヒポクレーネ。それは天馬が命と引き替えに湧き出る泉なのです。
感想
 可成り仰々しい描写で始まりました。ちょっとびっくり。とても無機質な感じの作品です。全体的に描写が希薄なのです。天馬が語るストーリィもどこか距離がある様です。客観的な感じがするとも云えるかな…。アテナ女神も、まるでロボットが心を持ってしまった様な感じです。極端に短い作品だからと云うことのみならず、神秘性を生み出そうとした結果ではないかしら…なんて思いました。
  ストーリィとは直接関係ありませんが…挿し絵がナカナカ良いですね。雰囲気と調和してます。



<yuri様のコメント>
 アテナ女神は(私の設定では)ああいうそっけない話し方をするけれど、本当に深い心の持ち主です。ぶっきらぼうなくせに、困っている人を見ると放っておけないというキャラクター、好きなんですよ。

管理人のコメント
ちょっと波長の合わないところのある作品ですが、シリーズを通して読むと印象がどう変わるのか、楽しみです。


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