『道 LA STRADA』



緒言
 「道」をテーマにした詩集です。

ISBN 4-7896-0322-9 C-CODE 0098
出版社 女子パウロ会 価格 \520
ページ数 32ページ 発行年月 1989年8月


収録
旅の初めに
小さな出会い
花吹雪
思いやり
ある日
そしてまた、ある日
坂道が見えたとき
道をつくった人たち
視線は上向き、心も上向き
黄金の島
小さいけれど
孤独を背負ってくださった方
白い道
旅の終わりに
感想
 詩を読むんだのは一体いつ以来でしょうか。小学生? 中学生? それくら詩から遠ざかっていました。本当に久々です。そしてやっぱりむつかしい。文章とは異なり、必ずしも全て語られるとは限らない。その奥を覗き込む。そんな必要はなく、気楽に無心に読めば良いかも知れませんが、私はそう読んでしまうのです。
 で、むつかしいなぁ、といつも思う次第。心に残ったのは「坂道が見えたとき」の最後3行と、「孤独を背負ってくださった方」全体の雰囲気です。あとは全体の並び順。何だか連作短編みたいな印象が残りました。


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