ライオンキング (2005/6/4)
演目
ライオンキング (1回目)
劇団・劇場
劇団四季 , 新名古屋ミュージカル劇場
同行者
酒飲みねずみさん
キャスト
グッズ等
後日CDを購入しました。CDのキャストは以下の通りです。
CDでもいきなりドカンと来ます。 感想など
仕事疲れで過労死寸前。目をつぶれば瞬殺されそうな睡魔の中訪れた2度目の観劇は地元、名古屋。座席はかなり右端ではありますが、それでも最前列! 目の前にはスピーカと太鼓? ををっ、こんなところでも演奏してくれるのね!
物事はどんな場合でも最初がとても大切です。ライオンキングはその点では素晴らしく強烈な作品です。いきなりの大音量で響き渡る意味不明な言葉(笑) でもあの声量には全身ビリビリ。その迫力に圧倒されます。 そしてわんさか出てくる動物たち…って、客席から出てくるんですか?! 四本足の動物が、のったりのったりと、実に上手く歩を進めるんですね。わんさか出てくる動物たち。またまた圧倒されます。 睡魔なんてどこへやら。ストーリィ的には比較的単調で、先が読めまくりです。でも、演出と音楽はどちらも素晴らしく、身体中の細胞が、舞台の一瞬を見逃すまいと緊張します。 印象的だったのが、シンバとムファサが星を見上げるシーン。二人(二匹?二頭?)が本当に同じ方、遠い夜空に輝く同じ星を見つめていたのです。あまりにも同じ星を見つめている様だったので、「もしかして客席の上の方で、本当に星が煌めいているのではないか」と振り返りたくなる衝動。すごいっ! 目線の異なる二人なのに、遠く彼方の同じ星を見ていると感じさせる素晴らしさに感動。涙腺がゆるみます。 中盤になると登場する方言。名古屋ですから当然(?)のごとく名古屋弁です。これがまた上手い! 方言を操るって云うのはかなり難しい様で、テレビドラマなどで使われる方言は、どうも違和感が漂うもの。しかしこの舞台の名古屋弁は、本物の、無理がない自然に発せられた名古屋弁でした。そして名古屋で最も有名な応援歌もちょろっと出てきて大爆笑〜。この作品は是非とも東京以外の劇場で観るべきでだと確信しました! キャラクタ的に気に入ったのがハイエナたち。おちゃらけ具合の表現が良くて良い味を出していました。 よっし、また観に行くぞっ、と心に誓ったのです。(2006/11/9記) |