マンマ・ミーア! (2006/7/29)
演目
マンマ・ミーア! (2回目)
劇団・劇場
劇団四季 , 大阪四季劇場
同行者
酒飲みねずみさん
キャスト
キャッチコピー
この歓びに、言葉なんていらない。
グッズ等
特に何にも買わず。
感想など
同じ演目を2度観に行く。しかも遠征までして。そんな愚行(?)は犯すまい、そう心に決めたことがあったかどうかは定かでありません。しかし、行ってしまいました。もう一度、もう一度観たいの! 何を? そりゃ〜、ビバリン(前田美波里さん)の演ずるターニャを! 吉沢梨絵さんの演じるソフィを!
ってことで、行ってしまいました大阪、見てしまいましたマンマ・ミーア! ところがどっこい、人生そうそううまく行くはずがありません。ターニャは森以鶴美さん、ソフィは宮崎しょうこさん。が〜ん。折角、折角、大阪まで遠征してきたのに(しょんぼり) でも、い〜んだ、この作品好きだからっ! 今回は、前回とは大きく違います。まず、予習をしてきました(笑) ABBAのベストアルバムをリピートリピートリピートで聴きまくり。だから上演開始から流れるABBAのヒットナンバも分かる分かる分かる〜(^^) わくわく、どきどき。そしてソフィが登場。あぅ、吉沢さんじゃないんだったわ(現実に戻された) でも、を、結構良い感じですよ。 そして問題の、最大のポイント、森ターニャは…かなり上手いです。別にさほど違和感はありませんし、ダイナモスの3人のバランスを考えると、OKですよっ! ただ、ただね、ペッパーをあしらうあのシーンだけはやっぱりビバリンでなくては! 他のシーンはまだ良いんです。そういうものだと思えるので。でも、あのシーンだけは、あのシーンだけは、あのシーンだけは…(リピート) さて、ここで初めて保坂さんに目が行くKUMA。はっきり云って、前回のドナのイメージはあまり残っていません。理由は単純に一つ。前回はビバリンに目が釘付け。しかも五寸釘で打ち付けられていたため、ほとんど目が行ってない(笑) 今回はしっかり観ましたよ! そして感じました、保坂さんの表現力、魅力を。 私は、声が流れる歌い方があまり好きではないのです。え〜っと、上手く表現できませんが、文節である程度スッパリ切れている歌い方が好きなのです。だから、ちょっと…ってな部分はありましたが、時間がたち色々なCD(例えば「異国の丘」)を聴いていったりして、徐々に徐々に確実に、保坂さんのファンになっていったのです。 他のキャストは…というと、殆ど前回と同じです。父親候補の3人、これは絶対にこの3人がいいです! 特にイチオシなのがハリー・ブライトを演じる明戸信吾さん。頭の薄くなった中年のオヤジを演じるのですが、最初に出てきた時は、いかにもオヤジ、って印象。ところがね、色々なシーンを重ねていく中で、本当にこの人がどんどん格好よく見えてくるし、歌い方や表現に、すごく味があるんです。格好いいんですよ! 極めつけはドナと二人で唄うシーン、もう、大好きです(きゃ〜) ちなみに、プログラムの写真を見ると、明戸さん、渋いです(^^) もう一人の父親候補、ビル・オースティンを演じるのは松浦勇治さん。この人、率直に言って、とにかく見た目が格好いいです。声も良いです。実はこの方、ダンスがとてもお上手だという噂を聴いたことがあるのですが、この役ではそれほどダンスのシーンがなく…ちょっと残念。でも、このキャストははまりです。 もう一人の父親候補、サム・カーマイケルを演じるのは渡辺正さん。前回観た時よりも印象が良いです。歌うシーンが結構良いです。あと、厳しいことを云う感じが様になってます。この役だけは別のキャストでも観てみたい気がします。(別に渡辺さんが嫌いな訳じゃないですけど) と、まぁ、そんな訳で、キャストがはずれて泣いていたKUMAはどこへやら。今回も、ほくほく、満足して帰途についたのであった。 ところが、オチはあるのです。翌週の8月からは、カーテンコールがサマーバージョンに変更。が〜ん。さらに、ターニャ役はビバリンへと変更になったのでした。が〜んが〜んが〜ん。しょんぼり。そんなの分かんないもん(。。) (2006/11/19記) |