アイーダ (2007/7/7)
演目
アイーダ (1回目)
劇団・劇場
劇団四季 , 新名古屋ミュージカル劇場 1階D列24番
同行者
hayaさん,Kさん
キャスト
キャッチコピー
たとえ100回生まれ変わっても君を探し出すよ
グッズ等
CDを1枚、プログラムを1冊購入しました。
CDのキャストは以下の通り。
6〜7月のスタンプを押してきました。本日の日付が入り、07.07.07Sです。えへ。 感想など
まったく興味がなかったこの作品。元々ファンタジー的な作品があまり好きではなく、きっと合わないだろうな…と思っていたのですが、観てみなければ分からない。と、取ったチケットは前から3列目のド真ん中。ひぇぇぇ(^^; こんな席で一度観てみたかった樋口麻美さんがアイーダです。やった! 開場と同時にキャストチェックに走り、がっつぽうず。周囲からも「あ、麻美ちゃんだ♪」と云う声がちらほら。あら、皆さん同じ思いでした?
作品的には…好きでした(^^) 最近ようやく自分のことが(少し)分かってきましたが、みんなでビシッという感じで、をを〜!と、なり、主役級の人が、どっか〜ん!と云うのが私の好みようです(何てメチャクチャな表現でしょう(笑)) で、この作品はそんな感じなのです。何よりも、役者さんみんな、すばらしかった。圧倒されました。ストーリィ的には想像通りですが、この導入と結末の構成は大好きです。物語でも音楽でも、よく使われるパターンですけどね。 さて、樋口さん。本当に素晴らしかったです。凄いです。惚れ直しました。観る前から過剰に期待していたので、期待しすぎの反動を心配していました。が、心配ご無用。最初から、格好いい(惚) 強い王女のアイーダ、弱い一人の女の子のアイーダ。色々な感情を、色々なシーンを、本当にうまく演じ分けて、例えばアイーダが不安に思っていたり迷っていたりする様を、身体よりもっと大きな空間で表現しています。キュン。高音も非常に安定して強くて、迫力ビビビビビ! をを〜! ホントに目の前、真っ正面にいることが多かったので、これは!ってシーンになると、思わずのけぞってしまうくらいのパワー! こちらも「負けるものか!」と向かっていくくらいでないと、押し切られてしまいそうでした(ぜいぜい) 後半はキラキラ光り流れ落ちる涙が印象的で、でも揺るぎない演技。ブラボー! アムネリスの佐渡さんは異国の丘で拝見して以来、久々です。やっぱりとても綺麗です。何が綺麗って、見た目の美しさもさることながら、声も、しぐさも、なにより雰囲気が素敵です。 メレブの中嶋さんは本当に上手いです! 台詞も、歌も、台詞がない時の立ち振る舞いも。とても魅力的です。うわ〜、良いなぁ、と思って、別のシーンでも、あぁ、すばらしい…と。カーテンコールでも、主役3人以外では圧倒的に大きな拍手が劇場全体を包みました。是非またお目にかかりたいと思いました。 演出は光がとても効果的で、美しくて、印象に残りました。色々な光の演出、表現がありますよね。理系としては、なるほど〜、とか考えてしまうのがビミョーですが(笑) それにしてもど真ん中で舞台に近いと、音が素晴らしく良くて感激しました。台詞がモロに舞台から聞こえますし、端の座席で観ているときのような時間差で音が届くこともありません。ただ、問題は、観るべき箇所が複数になった場合に、どこを観たらいいのか分からない(困る)ことです。最近良い席に数回座って思ったことは、実はちょっと離れた席、遠い席の方が楽しめるのかな?と云うことです。役者さんが小さくて表情とか全然分からない席で観た舞台は、どれも凄く印象に残っています。来週は2階席、楽しみです。(2007/7/7記) |