アイーダ (2007/9/29)



演目
アイーダ (4回目)
劇団・劇場
劇団四季 , 新名古屋ミュージカル劇場 , 2階E列29番
同行者
tugさん
キャスト
アイーダ 今井 美範
アムネリス 五東 由衣
ラダメス 福井 晶一
メレブ 有賀 光一
ゾーザー 大塚 俊
アモナスロ 石原 義文
ファラオ 前田 貞一郎
ネヘブカ 松本 昌子
男性アンサンブル 谷本 充弘
塚下 兼吾
川東 優希
富澤 和麿
黒木 豪
鶴原谷 圭
影山 徹
海老沼 良和
女性アンサンブル 伊東 恵
西田 桃子
松下 沙樹
杏奈
市川 友貴
須田 綾乃
オ ユナ
キャッチコピー
愛か、死か!
グッズ等
9月のスタンプを押してきました。本日の日付が入り、07.09.29Mです。
感想など
 ついに4度目のアイーダ。マンマ・ミーア!に並びました(って、大阪に4度も行ってたのか(^^;) 今回もキャスト変更があり、アイーダは新鋭の今井さん。メレブは有賀くんでした。アンサンブルは完全に前回と同じです。

 やっぱり注目は新アイーダ。登場した瞬間、「ををっ、大きい!」と思いました。秋さんは結構小さかったですからね。そして第一声、びっくりするくらい低い声でした。でも良い声です。声が良くて歌も上手い。台詞はちょっと急ぎ気味で、一部聞き取りづらい時もありましたが、感情の込め方が良かったです。
 英語の試験で、「どの言葉を強く発音しますか?」みたいな問題ありますよね? そういうのが凄くしっかりしていて、たとえば「誰にも云ってはいけません!」という台詞は「誰にも」の「だ」が強く、念押し感がばっちり。私の望むところに力が入っていて好感を持ちました。台本を良く読んでいる、と感じます。
 また、アムネリスに対する優しさもきっちりと表現されていて、親しみも持てます。ローブのシーンでも、移りゆくアイーダの感情が、遠くの席からでもしっかり伝わってきて、ぐっと来ます。
 ちなみに、い〜まぁ〜〜〜っ、は、濱田アイーダに近い方向に伸びます(笑)

 有賀メレブ、中嶋メレブとは全然違ったメレブでした。中嶋メレブは、常に腰を曲げ、ヘコヘコしている感じ。一方、有賀メレブは背筋をピンと伸ばし、お調子者っぽい感じでしょうか。これはこれで良いですね。
 他の作品でも思いましたが、有賀くんは台詞が良いですね。逆に歌、特に他の人と合わせる時はもう一つの様な気がします。一人で歌っている時は悪くないのですが。

 福井ラダメスはやっぱり上手い。観れば観るほど、上手いなぁ、と思います。渡辺正さんがラダメスを練習していると浅利代表の発言もありましたが、福井ラダメスはもうしばらく続く様な気もします。観れる時に観ておきましょう。

 アンサンブルは今回もキャスト変更がなく、同じメンバで上演しているせいか、素晴らしいの一言。ゾーザー軍団、良いですね! もちろんローブのダンスで見せるアンサンブルの力は、どんな主演俳優でも勝てない「大勢の力」がビシビシ伝わってきます。これぞ劇団四季!

 …ところで、今井さん。最初のシーンで回し蹴り喰らわす際、本当にアンサンブルの人を蹴りませんでしたか?(^^; 速く強烈な迫力の回し蹴りと、アンサンブルの人が「をぶっ!」って感じで口元押さえるタイミングのぴったりさ。本当に回し蹴りがヒットした様にも見えたのですが…気のせいですよね?(^^; (2007/10/6記)

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