ふたりのロッテ (2007/10/13)



演目
二人のロッテ (1回目)
劇団・劇場
劇団四季 , アイプラザ豊橋 , 1階え列21番
同行者
tommyさん
キャスト
ロッテ 吉沢 梨絵
ルイーゼ 五十嵐 可絵
パルフィー氏 勅使河原 武志
ケルナー夫人 武 木綿子
ムテジウス校長 奥田 久美子
ウルリーケ先生 秋山 知子
ペーター先生/ベルナウ編集長 井上 隆司
アイベルダウワー/
   シュトローブル博士
川地 啓友
イレーネ 荒木 美保
レージ 大橋 伸予
マーサ 山下 由衣子
オルガ 鈴木 友望
メグ 是澤 麻衣子
ヒルデ 梅崎 友里絵
ローザ 灰田 明日佳
プリギッテ 河内 聡美
シュティッフィ 後藤 華子
クリスチーネ 山本 奈未
トルーデ/アンニー 木内 志奈
モニカ 濱村 圭子
キャッチコピー
わたしたち、ふたごなんだわ!
グッズ等
プログラムを購入。子供たちに混ざってスタンプもしっかり押してきました(笑)
感想など
 初のファミリーミュージカル、しかも吉沢さんが出演、をぉぉ! 確かに子供率が高いです。観客の1/3は子供、ちっちゃな子供たち。当然の事ながら、ざわざわ、幕が上がってからも泣く子供もいたりして、まぁ、そんなこともあるさっ(笑) 舞台の上からも、ママ! 客席の後ろからも、ママ〜! う〜ん、音響効果がステキ(違)

 先ず登場するのは五十嵐ルイーゼ。ダンスは上手いし、等身大で演じていて子供っぽくて、凄く良いです。噂には聞いていましたが、なるほど。ルイーゼって役自体がすごく美味しいですね。おてんばで、奔放で、演じやすそうでした。観た人の印象に、一番残った事でしょう。

 一方、吉沢ロッテ。子供っぽくて可愛くて良かったのですが、正直、あまり光りませんでした。五十嵐さんと声を合わせるため、吉沢さんの魅力は少し押さえられる形になってしまいました。大人しい内気な女の子っていうのも影響している様です。吉沢さんの魅力的な力強い声は、最後までなし。そりゃそういう役ですもんね。ソロでどっか〜ん!と歌えるシーンがあると良かったのですが…。

 それでも、そのお陰もあり(?)ロッテとルイーゼの息はぴったり。本当の姉妹の様でした。吉沢ファンとしては、「吉沢さんはあんなもんじゃないんだ〜!」と少し叫びたかっただけです(^^;

 校長先生は良かったです。誰?と思ったら奥田さんでした。あ、そうでしたか、貴女が…なるほど。確かな発声と存在感がありました。

 武木綿子さんも美しかったです。役への入り込み方が、母親としての姿、働く女性としての姿が、上手く表現されていた様に感じました。

 その他多数のアンサンブルは、ちょっとパワー不足? 四季のアンサンブルが大好きなのですが、本作ではその圧倒的な力が感じられませんでした。演出的な問題もあるのでしょうが。

 ファミリーミュージカルという事で、構成的にも、色々と考えられていました。ロッテとルイーゼの息はぴったりで、それが何よりも素晴らしかったです。暗転して舞台装置を運ぶ、ゴロゴロゴロ、なんて音が聞こえてくるのも一興でした。

 さて、もし、ロッテとルイーゼが入れ替わって演じてみたらどうなるでしょう? 意地悪な吉沢さんはかなり魅力的だと思います(笑) ただ、ダンスが心配…。おしとやかな五十嵐さんっていうのも観てみたいです。次回はキャスト入れ替わりで観られたらなぁ、な〜んて夢を見ました。

 あ、そうそう、ロッテとルイーゼに質問〜(^^)/挙手 どうしてあなたたちは「きょうだい」って云うの? 「しまい」って云う方がしっくりくるんだけどなぁ(笑) (2007/10/16記)

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