マンマ・ミーア! (2008/3/16)



演目
マンマ・ミーア! (5回目)
劇団・劇場
劇団四季 , 新名古屋ミュージカル劇場 , 1階I列12番
同行者
Kさん、KTさん、Iさん、ixtuchanさん、Nさん
キャスト
ドナ・シェルダン 鈴木 ほのか
ソフィ・シェルダン 谷内 愛
ターニャ 八重沢 真美
ロージー 青山 弥生
サム・カーマイケル 荒川 努
ハリー・ブライト 明戸 信吾
ビル・オースティン 栗原 英雄
スカイ 田邊 真也
アリ 丸山 れい
リサ 玉井 明美
エディ 川口 雄二
ペッパー 丹下 博喜
男性アンサンブル 村中 弘和
吉賀陶馬ワイス
岩城 雄太
染矢 裕
廣野 圭亮
松本 明
嶋野 達也
女性アンサンブル 稲垣 麻衣子
小島 由夏
平田 曜子
上條 奈々
福井 麻起子
大海 しずか
河 美美
キャッチコピー
世界中で、総立ちのカーテンコール。
グッズ等
何にも買ってません…プログラムを買おうか迷ったんだけど…。
感想など
 2006年の年末に観て以来、一年以上のブランク。新鮮な気持ちで、どきどき、わくわく、待ち遠してく仕方ないマンマ・ミーア! 遂に名古屋に。で、キャストは? と思ったら、ドナが鈴木ほのかさん。をを?!

 まず、そのドナ。素晴らしいです。この歌い方、すごく好きです。ドナはどちらかというと流れる様に歌うイメェジがあったのですが、ほのかドナは普通にしっかり(?)歌います。台詞も表現も明瞭で、迫力も十分。ドナは3人の男性が心を惹かれた美しい女性。ほのかドナは美しいです。華があるの。ミュージカル慣れしてますね。びしっ!と決めるところが良い感じですし、カーテンコールは最高でした。ドナはほのかドナが一番好きかもしれません。(自分のイメージするドナに一番近い)

 と、そんな訳で、心配していたドナが最高だった事もあって最高の舞台でした。記憶の中にあったマンマ・ミーア!より、すごく楽しい作品だなぁ、と思いました。大阪で観てイメージしていたのとは、ちょっと違う印象も持ち、色々な意味で新鮮。。キャストの違いによるものもあるかな。

 マンマ・ミーア!は、これまで観た中で、最も透明感のある作品。大切なのが出だし、ソフィの歌声です。谷内ソフィは本当に澄み切った声が綺麗に伸びて、うん、良い感じ(^^)
 最初から安心しきってましたけど、記憶の中の谷内ソフィより、もっと全体的に良かったです。

 八重沢ターニャと青山ロージー。八重沢ターニャは初見ですが、八重沢さんが演じたらこんな感じだろうなぁ、ってイメージそのままでした。美波里ターニャ、森ターニャ、八重沢ターニャ、どれも面白いです。青山ロージーは誰と組んでも完璧ですね♪

 荒川サムも初見です。荒川サム、これまでサムに抱いていたイメージがかなり変わりました。何って云うか…人間的(感情的?)ですね。歌も良いです。
 栗原ビルも初見。これがかなりイメージと違いました。ビルってこんなに面白いキャラだったのか! 栗原ビル、かなりアヤシくて良いです(笑) 上手いなぁ(しみじみ)
 明戸ハリーは4回目。味があってとても好きですが、もっとも好きなシーンの歌い方が少し弱かったかな?

 田邊スカイも初見です。ボビーチャイルド以来の田邊さんですが、ホント器用ですね。歌もすごく良かったけれど、特に台詞に惹かれました。間の取り方がすごく良くて、ソフィと××になってしまうところも、怒っているけれど相手の事を思っているから怒っている、というのが伝わってきました。

 名古屋という土地は、盛り上がるまでのハードルが非常に高いところと思います。でも、一度盛り上がると手が付けられないくらい盛り上がったり。マンマ・ミーア!は名古屋では冷めた感じにならないだろうか、と心配していたのですが、なんのことはありません、大盛り上がりでした(^^) 客層も比較的年配の方が多く、やはりABBAを懐かしみながらの観劇、という感じでしょうか。笑いが起きる場面も多く、Super Trouperでは手拍子が起きました。ををっ! あれは定着するかも。
 今回同行者のNさんは、観劇自体が初めてだったそうですが、とても楽しんでもらえた様子。良かった〜(^^) どちらかというと、初心者歓迎!な作品かもしれませんね。楽しい事は良い事だ。 (2008/3/16記)

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