愛と死のアラビア、Red Hot Sea
(2008/5/11)



演目
愛と死のアラビア , Red Hot Sea (1回目)
劇団・劇場
宝塚歌劇花組 , 宝塚大劇場 , 2階4列25番
同行者
高坂千春さん、むつぞーさん、みーしゃさん、はれさん
キャスト
トマス・キース 真飛 聖
アノウド 桜乃 綾音
イブラヒム 大空 祐飛
トゥスン 壮 一帆
ムハンマド・アリ 星原 美沙緒
アミナ 邦 なつき
デジュリエ大佐 夏美 よう
スレイマン 高翔 みず希
ドナルド・マクラウド 愛音 羽麗
ナイリ 桜 一花
アンサンブル 大伴 れいか
眉月 凰
絵莉 千晶
悠真 倫
舞城 のどか
未涼 亜希
貴 怜良
華形 ひかる
真野 すがた
紫峰 七海
望月 理世
花野 じゅりあ
朝夏 まなと
キャッチコピー
高潔なアラブの戦士となったイギリス人
グッズ等
プログラムを購入しました。
感想など
 初の宝塚歌劇。見知らぬ世界へ飛び込みました。劇場に一歩足を踏み入れた瞬間から愛と夢の世界。あの階段は雰囲気があってとても良いですね。舞台が始まる前から、ドキドキ、わくわく。そんな気分になれます。

 初めての劇場、やっぱり気になります。観劇は2階席でしたが、1階席からもちらっと舞台を望む。結構舞台が近く感じました。2階へ上り着席。舞台が横長で、サイドにも広がっているため、視界の殆どすべてが舞台という感じです。銀橋についての説明もはれさんがして下さり、いよいよ開幕。

 始まった「愛都市のアラビア」。ですがストーリィがよく分かりません(汗) でもあまり気にせず舞台を楽しむ。拍手のタイミングとか、ちょっと独特。この日はとても拍手が多かったそうですが、盛り上がって楽しかったです。
 と、少し舞台も落ち着き、ストーリィが進み始めました。良かった良かった(一安心)

 ここから改めて、役者さん一人一人の動きにも目が行く様に。とにかく全体的に、アンサンブルを含めて、みんなダンスが上手いです。女性ばかりのため、柔らかい動きが特徴的です。

 台詞や雰囲気など、当初から「上手いなぁ」と思ったのがイブラヒムの大空さん。と思っていたら、主役の真飛さんが故郷の母を思って歌うシーンが。めっちゃ歌うまい! しかも心に響く。ここから一気に作品に入り込みました。ついでに(?)涙でぼろぼろです。男の友情がべたべたに強調されていて、分かりやすさがストレートな感動を呼びます。収束の仕方も好みでした…が、これは宝塚ちっくじゃないの?(^^;

 レビューはとても気持ちよくて、うっかりすると眠くなりそうな…(汗) でもとても楽しかった。なるほど、これがレビューですか。圧倒的だったのは噂に聞いていた階段。あれはすごい。羽根しょって、あの階段を動きまわりながら、しかもぴったり息が合って、単純に驚きました。高低差があって観やすいのもポイント高いです。

 男役が受け入れられるかどうか、と色々な方に心配されましたが、別に(良い意味で)普通でした。例えば子どもの役を大人の人が演じる事は珍しくありません。男優が女性の役をこなすことだってあります。それと同じです。男役でも女性っぽい方もいましたが、それはスキルの問題。真飛さんとか大空さんとか、やっぱり格好良かったですもの。 (2008/5/30記)

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