トゥーランドット (2008/5/17)



演目
トゥーランドット (1回目)
劇団・劇場
御園座 , 1階6列37番
同行者
ixchanさん
キャスト
トゥーランドット アーメイ
カラフ 岸谷 五朗
ワン 中村 獅童
ミン 早乙女 太一
リュー 安倍 なつみ
物売り 北村 有起哉
ティムール 小林 勝也
大臣1 佐山 陽規
大臣2 越智 則英
侍女ピン 松岡 美希
侍女ポン 秋園 美緒
侍女パン 花山 佳子
男性アンサンブル 伊藤 俊彦
岩田 元
岡田 誠
長 裕二
長内 正樹
沓沢 周一郎
小関 明久
清水 隆伍
菅谷 孝介
杉本 崇
中西 勝之
中村 獅之助
村田 真生
山田 展弘
山名 孝幸
横山 敬
若泉 亮
女性アンサンブル 荒井 小夜子
ヴァネッサ・ルート
折井 理子
今野 直美
清水 菜穂子
菅原 さおり
鈴木 智香子
多岐川 装子
松崎 茉莉杏
南 智子
山田 麻由
キャッチコピー
アジアを揺るがす舞台が始動する!
グッズ等
プログラムを購入しました。
感想など
 すごい舞台でした。宮本亜門演出、初観劇。光の使い方、闇の使い方が秀逸で、とっても綺麗。舞台装置の動きも大がかりなのに繊細です。動いているのを気付かせないミスディレクションが、とても自然に行われていました。衣装と音楽がまたぴったりで、本当に良い雰囲気で大満足。

 役者さんも良かった。みんな初めて観る人ばっかり。その中で先ず目を引いたのが、中村獅童さん。その雰囲気です。台詞がない場面でも圧倒的な存在感。こういう「雰囲気」を持った役者さんは大好きです。映画よりも舞台の方が断然似合っていると思います。

 これは獅童さんに釘付け?!と思ったら、別の所から聞こえてきた声に震えました。五朗さんの声、めちゃくちゃ良いです! この人が主役!と声を聞いた瞬間に感じました。一緒に出てきた小林勝也さんは獅童さんとは違った意味で、雰囲気が良かったです。同じく安倍なつみさん、こちらは後半になるほど思ったのですが、すっごく綺麗でびっくりしました。光の当て方が上手く透明感を引き出しているんですね。

 物売りの北村さん、最初は弾けすぎないか少し心配しましたが、全然問題なし。作品の中でいきいきとしていました。おまんじゅう、欲しかったなぁ(笑)

 トゥーランドットを演ずるアーメイさん、歌は上手く雰囲気も良いです。が、台詞はもうちょっと何とかなった様な…。日本語のアクセントは、ちょっと時間をかけるだけでかなり改善されたと思うのですが…でも、この舞台を楽しむ上で、特に問題となるわけではありませんでした。「勿体ないな」と感じただけです。

 大勢のファンを呼び込んだ(?)早乙女太一さん。踊りは劇場全体を惹きつける魅力にあふれていました。が、一番気に入ったのはシーンを確実に理解して表現していた事。間の取り方も良く、ここぞっというシーンの力強い声にはしびれました。

 カーテンコールは賑やか。数席前のおばさま方は「太一」の名前を振りかざし、「たいち〜!」と叫ぶ(笑) 「しどうさ〜ん!」「ごろうさ〜ん!」と他の方にも呼び声が。ん、隣(同行者)からも?(笑) しかし私は不思議でした。何故「たいち〜!」だけは呼び捨てなのでしょう(^^; 個人的には「たいちくん」ってイメェジなのですが…まいっか。最後は太一くん(!)もおばさま方に手を振っていました。良かったね(^^) (2008/5/30記)

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