55STEPS (2008/11/2)



演目
55STEPS (1回目)
劇団・劇場
劇団四季 , 四季劇場[秋] , 1階3列21番
同行者
高坂千春さん
キャスト
ヴォーカルパート 福井 晶一
高井 治
田中 彰孝
井上 智恵
早水 小夜子
花田 えりか
ダンスパート 脇坂 真人
岩崎 晋也
西尾 健治
荻原 隆匡
松島 勇気
ガン原 時也
斎藤 洋一郎
徳永 義満
神谷 凌
坂田 加奈子
柴田 桃子
高倉 恵美
杏 奈
泉 春花
加藤 久美子
須田 綾乃
恒川 愛
駅田 郁美
斎藤 美絵子
キーボード&コンダクター 前嶋 康明
キャッチコピー
創立55周年。劇団四季の新しいステップ。
グッズ等
プログラムを購入しました。
曲目
第一幕
 オーバチュア(間奏曲(田舎人の合唱のフーガ)
 ようこそ劇場へ(アプローズ)
 アプローズ(アプローズ)
 愛の物語(アイーダ)
 勝利ほほえむ(アイーダ)
 星のさだめ(アイーダ)
 シャドーランド(ライオンキング)
 早く王様になりたい(ライオンキング)
 最新ニュースのジャヴァ(壁抜け男)
 僕の願い(ノートルダムの鐘)
 トプシー・ターヴィー(ノートルダムの鐘)
 ゴッド・ヘルプ(ノートルダムの鐘)
 チム・チム・チェリー(メリー・ポピンズ)
 夢があるから(マンマ・ミーア!)
 手をすり抜けて(マンマ・ミーア!)
 ドレミの歌(サウンド・オブ・ミュージック)
 パート・オブ・ユア・ワールド(リトル・マーメイド)
 ビー・アワー・ゲスト(美女と野獣)
第二幕
 夢を配る(夢から醒めた夢)
 夢を続けて(ユタと不思議な仲間たち)
 見果てぬ夢(ユタと不思議な仲間たち)
 アレキサンダーズ・ラグタイムバンド(ミュージカル異国の丘)
 名も知らぬ人(ミュージカル異国の丘)
 二つの祖国(ミュージカル李香蘭)
 炎の祈り(ミュージカル南十字星)
 バリ舞踊(ミュージカル南十字星)
 ピラトの夢(ジーザス・クライスト=スーパースター)
 ラム・タム・タガー(キャッツ)
 メモリー(キャッツ)
 ミュージック・オブ・ザ・ナイト(オペラ座の怪人)
 飛躍に向かって(エビータ)
 ブエノスアイレス(エビータ)
 スターライト・エクスプレス(スターライト・エクスプレス)
 ヴァリエーションズ(ソング・アンド・ダンス)
 スーパースター(ジーザス・クライスト=スーパースター)
 アイ・ガット・リズム(クレイジー・フォー・ユー)
カーテンコール
 恋のウォータールー(マンマ・ミーア!)
 魔法使いと私(ウィキッド)
感想など
 めっちゃくちゃ面白かった! 一瞬で終わっちゃった! 以上、感想でした。

これが本当に素直な気持ち。ここが良かった、とか、ここがもう一つ、とかじゃなく、やっぱり究極の感想は「面白かった!」だなぁ、とつくづく感じます。も、最高!

 これで感想を終わっちゃっても良いけれど、後で読み返した時にちんぷんかんぷんだから、もう少し(笑)

 オーバチュア、ステキでした。箱に入っている様で、ちょっと可愛くもありました。そこから繋がるアプローズ、生で聞くのは初めてですが、耳に親しいですね。

 アイーダは冒頭のシーン。早水さんのアムネリスが素晴らしくて、全身が震えました。「勝利ほほえむ」に繋がる部分が好きなので、とても懐かしく、嬉しかったです。「星のさだめ」は演出の妙。エンディングを思い出させる衛兵の動き。どうするの?と思ったら、そこまでに運んできたトランクが役立ちました。なるほどなるほど。

 ライオンキングは「早く王様になりたい」をボクシングにしてしまった発想が素晴らしいですね。爆笑でした。

 壁抜け男の曲は一瞬だったので、作品を知らない人は気付かないくらいでしょうか。

 ディズニーの曲たちは知らないので、よく分かりませんでした。が、それも楽しいものですね。

 マンマ・ミーア!は早水さんの歌声に感動。私が観ていない唯一のドナです。あぁ、観たい(^^;

 ドレミの歌は井上さんがめっちゃくちゃ良かったし、演出も楽しくてステキでした。井上さんはどちらかというと強い女性ってイメージだったので、すごく意外。惜しむらくは、座った位置を逆にしておけば…もしかしたら…。

 ビー・アワー・ゲストは元の演出が大好きなので、もう少し元の演出に近い雰囲気も観たかったです。ラインダンスとか。

 ユタは曲をよく知りませんが、方言が多く、この作品では変化球みたいな感じ。そこから昭和の三部作に続いていった構成は良かったと思います。異国の丘は大好きな「アレキサンダーズ・ラグタイムバンド」のシーンがとても楽しくて良かったです。李香蘭はちょっと意外な曲でしたが、これも早水さんの歌声に感動。早水さんの香蘭も観てみたいです…が、キャストされた事はありませんね。多分、滂沱でとんでもないことになりそうです。唯一観ていない南十字星もちょっと変わった雰囲気。東北→昭和→インドネシア→ジーザスへと繋ぐ流れは変化に富み、それでいてスムース。良い展開でした。

 ラム・タム・タガーを歌ったのは彰孝くん。若さ溢れる楽しさいっぱいのタガーでした。いつかキャッツにも?! メモリーはもちろん早水さん。さいっっっっっっっこうでした!!

 オペラ座は初めて生で聞く高井さん。この方、声はかなり好きです。歌い方に少しクセがありますが、とても良い音を響かせてくれます。歌い方はぎりぎり許容範囲なので、是非一度、オペラ座の怪人本作で拝見したいと思いました。

 エビータときたら井上さん。今回のステージでは本作以上に弾けたエビータで、とても楽しそう。エビータで観る以上にエビータでした。

 一番の盛り上がりはやっぱりこれ、スーパースター!! 実は観劇の前週から、芝さん→福井さんにチェンジ。福井さんは基本的にマジメで、色男系をこなすイメージだったのですが、ここまでは完璧。良い感じに弾けてます。それが…もっともっとも〜っと弾けて最高でした!!! な〜んだ、福井さんってこういう人だったのね(惚) このスーパースターは激しく良いです。是非、ジーザスでもユダでデビューして欲しいです。とにかくノリノリで弾けまくって楽しくて嬉しくて、うぉ〜、うぉ〜!(落ち着け(^^;)
 激しく満足です。さらにココから、アイ・ガット・リズムへ。何て贅沢な(笑) タップを上手く見せているので、ノリノリ気分よりもじっくり見たい、あぁ、こっちも見たい。で、いっぱいいっぱいでした。あぁ、時間よ、もっとゆっくり!!

 カーテンコールは、とっても聞き慣れたあの曲。えぇ、大好きなのですが、このままだとマンマ観劇と同じ余韻を残すのでもう一曲…と思ったら、ウィキッドから最後の贈り物が届きました。

 席に着いてからビックリの最前列でしたが、どきどきする間もないくらいに楽しくて楽しくて楽しくて、気付いたら終わっちゃいました。是非、名古屋に来て下さい。待ってま〜す! (2008/11/16記)

Return