ミー&マイガール (2009/7/12)



演目
ミー&マイガール (1回目)
劇団・劇場
東宝 , 中日劇場 , 1階11列42番
同行者
TKさん , Kさん
キャスト
ビル・スニブソン 井上 芳雄
サリー・スミス 笹本 玲奈
公爵夫人マリア 涼風 真世
ジョン卿 草刈 正雄
ジャッキー 貴城 けい
ジェラルド 本間 憲一
チャールズ(執事) 丸山 博一
パーチェスター(弁護士) 武岡 淳一
ジャスパー・トリング卿 花房 徹
ミセス・ブラウン 伊東 弘美
バターズビー卿 阿部 裕
バターズビー卿夫人 福麻 むつ美
男性アンサンブル 谷口 浩久
乾 あきお
杉山 有大
山崎 義也
加賀谷 一肇
折井 洋人
青山 航士
諏訪 友靖
坂元 宏旬
佐々木 誠
安倍 康律
高原 紳輔
橋本 好弘
白石 拓也
永野 拓也
横田 大明
川口 竜也
女性アンサンブル 黒川 鈴子
後藤 藍
鈴木 智絵
園田 弥生
大澤 恵
真田 慶子
小野 瑛世
玉置 千砂子
木村 晶子
森実 友紀
秋山 千夏
岩崎 亜希子
小石川 園美
中村 紗耶
中村 友里子
磯谷 麗奈
石井 咲
キャッチコピー
君がいなけりゃ、はじまらない
グッズ等
プログラムを購入しました。
感想など
 初めて観る作品、いつもドキドキします。一度しか味わえないこの気持ち。どんなに好きな作品よりも、どんなに思い入れがある作品よりも、きっと大切なこの瞬間。の前に、指揮者やオケの演奏者がロビーに出てきてイベントが。色々な楽器の説明やらトークやら、いろいろあって面白かったです。さらに客席へ戻って一幕最後の予習。みんなで踊ろうランベス・ウォーク。

 ということで、あっと言う間に開演。全体を通して、ずっと頭にあったのが、この作品って、宝塚で観たい。すごく、すごく、宝塚向きだと思いました。同行者は宝塚未見なので、ビルの男臭さ(?)を宝塚で表現しきれるのか…と疑問視していましたが、いや、だからこそ!! 機会があれば、是非宝塚版を観たいと思います。

 初見の役者さん多数だったのですが、主役は井上ビル。うわさ通り、歌が上手いです。雰囲気もなかなか良く、色々と納得。すごく安心して観ていられました。

 期待していた笹本サリー。写真などで観るよりも、舞台の上だと特に可愛い。言葉遣いが悪い時が特に可愛さの極みでした。一番良かったのは淋しさを含んだ歌。「泣いてなんかいませんよ。笑ってるんです。」 あぁ、切ない。そしてしっかり歌っている! その、しっかり、の中に淋しさ悲しさが染みこんでいて、それでもやっぱりしっかり歌ってる。予想を上回る大満足でした。

 エリザで見逃した涼風さんも初見。一番「上手かった」という印象。思ったよりも軽い演技というか、軽い表現というか、肩の力が抜けて演じている雰囲気が格別でした。

 草刈ジョンは、発生が鹿賀さんに少し似ていますね。ただ、鹿賀さんより遙かに聞き取りやすいです。良い雰囲気、と思いました。途中、おひげが取れてしまい、アドリブが凄く面白かったです。「こりゃダメだな」とヒゲを取るし、マリアに「ひげを剃ってみたんだけど、どうかな?」とか振るし。でも、まぁ、そういうのはほどほどに、ね。

 貴城ジャッキーは…え〜っと、声が…ちょっと…合いませんでした。

 丸山チャールズ(執事)は最も雰囲気が良かったです。ホントに執事だ!!

 武岡パーチェースター(弁護士)は、あの歌が!!(ツボ) 二度目以降、涼風マリアに邪魔されまくりでしたが、そこがまた♪ 良いキャラでした。

 阿部裕さんは期待していたより出番が少なく、ちょっと残念。印象薄かったです。

 なかなか忙しい舞台で、いろいろ消化しきれませんでした。もう一度、観たいなぁ。さしあたり、頭の中でぐるぐる回っているランベス・ウォークを誰か止めて下さい(^^; (2009/7/21記)

Return