オペラ座の怪人 (2009/10/24)
演目
オペラ座の怪人 (7回目)
劇団・劇場
劇団四季 , 新名古屋ミュージカル劇場 2階E列22番
同行者
TKさん
キャスト
キャッチコピー
劇団四季のオペラ座の怪人は凄いらしい
グッズ等
何も買っていません
感想など
2階席から観るこの作品は格別。クリスティーヌがアリアを歌うシーンが舞台に変わる際、スポットが綺麗に当たっているの観られるし、神出鬼没のファントムがあちこち出てくるのも観られるし、何よりも、常にシャンデリアが視界に入っているというのはステキです。
主要キャストはあまり変化がありませんでした。オペラ座は結構固定キャストの印象があります。 高井ファントム、前回よりも丁寧で良い感じでした。やっぱり最後の絶叫は心にビシビシ迫るものがあります。 笠松クリス、かなり慣れましたね。感情表現などが自然に出てきましたが、このまま丁寧さも失わないで欲しいです。 鈴木ラウルは素晴らしいですね。初日から一番丁寧さが失われていない気がします。このラウルは、長く長く続きそうです。凄く安定感が出てきました。敢えて言うなれば、最後の三すくみ状態で歌う時の音が、ちょっと弱いかも。強すぎても困るのですが。 友望メグは、あれれ? すごく不安定でした。ちょっと声が裏返っちゃって、それで慌てちゃったのかも。良いところ、もう少しのところ、いろいろ表面に出てしまいましたが、理想のメグに近いので、是非とも頑張って欲しいです。 青木フィルマンは、良いですねぇ(しみじみ) 種子島カルロッタは、少し声が出にくくなっている様な。いえ、十二分に出ているのですが、何となく。あれほど激しい役で皆勤ですしね。 原作の本を2種類読んでからの観劇。やっぱり、このオペラ座が好きです。これ以上のミュージカルが存在するのだろうか、と思うくらい完成度の高さ。演出も歌も展開も。不満なんてどこにもない。あっちもこっちも美しいし。観れば観るほど惹かれます。ロイド・ウェバーの曲に身を任せているだけで、ほんと心地良い。あぁ、満足。 (2009/10/25記) |