Les Miserables (2009/11/14)
演目
Les Miserables (4回目)
劇団・劇場
東宝 , 帝国劇場 , 1階L列37番
同行者
Kさん , TKさん
キャスト
キャッチコピー
未来は若者が創る!
グッズ等
特に何も購入せず
感想など
名古屋で観た今井バルジャンでついに目覚めたレ・ミゼラブル。気合いを入れたマチソワ遠征で、観ていないキャストをできる限り押さえるのが目的でした。未見の役者さんも多く、あっちも観たいし、こっちも観たい。大忙し。
橋本バルジャン、特に期待していませんでしたが、すごく丁寧な表現,歌い方に好感を持ちました。若い頃の熱い感じが良かったと思います。もっと年を重ねたバルジャンになれば、とも思いますが、無理に年寄りっぽくしたりせず、自然なままに演じていたのは良かったです。 岡ジャベールは云うことなしですね。ジャベールと云ったら岡さんで決まりです。 期待の笹本エポニーヌ、素晴らしかったです。一番印象的だったのは、テナルディエたちがバルジャン&コゼットの家を襲おうとしているシーン。悲鳴を上げる前のやりとりから悲鳴を上げるまでの短い時間に、エポニーヌの人生が凝縮して見えるようでした。やむなく悲鳴を上げたという感じを強く受け、CDで聞いていたのとは少し違う印象でした。もちろん歌も上手くて、素直になれないところの表現も的確でした。最初にガブローシュとすれ違うあたりは、本当に良いお姉さん。。ガブローシュが「あいつまだガキなのに…」なんて云ってるのに、それを「可愛いやつ。おませさん。」って感じに見ているのが伝わってくるんですよね。 今井ファンテーヌは、何故か印象に残りませんでした。悪いところは特になし。心に残ったところもなし。溶け込んでいた、といえばそうなのですが。 菊地コゼットは、噂には聞いていましたが、はい、めちゃくちゃ可愛かったです。何が、とか、どこが、じゃないですね。これこそがコゼットだ!と思いました。特に歌が印象に残りました。 泉見マリウス、んも〜〜〜、なんっっっっっって優しいんでしょう。優しすぎるくらい優しすぎ! さらに空気読めなさ加減が爆発していて、もう、大好きだよ(笑) 結婚式でテナルディエが近づいてきたとき、「ふふん、僕は分かってるんだぜ」みたいな表情がまた最高! 惜しむらくは、あまりにも優しすぎて、マリウスの強さが見えないことでしょうか。でもエポニーヌに優しいマリウスは嫌いになれない私なのでした。 駒田テナルディエ、私、目覚めてしまった気がします。すごい、この人。これまでに感じていた印象を超越してすごい、と思いました。うまい! うますぎる!! もう一度じっくり観たいと思いました。消化しきれていません。 田中マダムは結構好きです。しっくり来ますね。カーテンコールでは弾けまくって笑わせてくれました。 坂元アンジョルラスは格好いいです。少し声量が期待値より低めでしたが、あの声は良い! 惹かれます。着いていきます。大好きです、が、アンジョルラスのイメージとは少し違うかも。むしろジャベールに近い感じがしました。 ガブローシュがもう少ししっかり歌ってくれると良いですね。砦の重要なシーンでも、感動したのはグランテールに対してでした。彼の生き様は好きです。でも、ほんと、みんな馬鹿ばっかりなんだから(涙) (2009/11/23) |