オペラ座の怪人 (2009/12/13)
演目
オペラ座の怪人 (9回目)
劇団・劇場
劇団四季 , 新名古屋ミュージカル劇場 1階T列30番
同行者
TKさん
キャスト
キャッチコピー
劇団四季のオペラ座の怪人は凄いらしい
グッズ等
日本通算公演5000回記念の記念品を貰いました。オークション番号は667番だそうです(笑) オペラ座の地下室から見つかったそうです(実話)
![]() ![]() 左の写真、右側の黒いペーパーバッグに左側の箱が入っていました。10cmぐらいの厚みがあります。箱を開けると…右の写真。これを付ければファントムになれますね。ちなみに、箱の裏側にはシリアルナンバが振られていました。私が頂いたの353番です。 こちらはの写真はずっと続いていたカウントダウンです。この通り5000の数字となりました。左側の仮面の下はバラがあるのですが、クリスマス仕様になっていました。 ![]() 感想など
記念公演は絶対に高井ファントム…と思っていたら、佐野ファントムが継続でした。初演からこの作品に出続けている佐野さんに、という感じでしょうか。
佐野ファントムは、ファントムとしては声が軽いです。特に一幕が辛い印象を受けます。姿を見せず、声だけでファントムの強烈な存在感を伝えなければなりませんから。二幕に入ると姿を見せることが多くなり、怪しい存在から人間らしい部分が強くなってくるため、演じやすそうです。感情移入しにくいなぁと思っていたのはどこへやら、2幕後半、ラウル・クリスと3人の対決シーンではボロボロ涙が出て止まらなくなってしまいました。誰が、ではなく、3人それぞれ良い感じでしたので。 笠松クリスティーヌはずいぶんこの役に馴染んできた気がします。最初の歌い出しが少し好みに近づいて来ました。いつもお墓の前で歌うシーンは素晴らしいです。最後、ファントムに手を合わせてラウルの命乞いをするところは、すごく気持ちが伝わってきました。 鈴木ラウルはいつも素晴らしい安定感なのですが、さらにもう一つステップアップしつつある様に感じました。このラウルはすごく好きです。 種子島カルロッタは途中からやや声量が落ちたような? イルムートのカエルが飛び出す直前まで、バリバリ歌って欲しいです。 旦那のピアンジ半場さんは、相変わらず良い声ですねぇ。しみじみ。声量も十分でしたし、気合いを感じました。 岡田メグは歌がしっかりしていますね。ただ、もう少し軽い声のメグが私は好みです。色んなメグがいて良いと思います。 マダムは秋山知子さん。あ、タンス夫人で拝見したことがありますね(たしか) 歌に安定感がありました。外見は他のマダムとは少し違うのですが、雰囲気はすごく良いです。 アンドレ/フィルマンの両者は今日も良かった。このコンビ、長いですね。特に青木フィルマンはお気に入りです。 ムッシュ・レイエに田代さんが。最初、田代さんと気付いていなかったのですが、すごく良い味出していました。自然なんですよね。ピアノを弾くところは少し心配してしまいましたが、あ、やっぱりちゃんと弾けるんですね。「こうやって歌うんだ!」と歌ってみせるところがすごく良かったです。レイエさん、そのまま舞台デビューしませんか?と云いたくなる様な。 カーテンコールは普段通りに進んだ後、鈴木ラウルがご挨拶。これ良かったです。ファントムには挨拶して欲しくなかったから。ファントムは神秘性を失ってはいけません。だから、ああして横に立って聞いているだけというスタンスに全面的に賛成です。 オークショナーによる667番の品の紹介とか、楽しいカーテンコールでしたが、何曲か歌ってくれた時、カメラのシャッター音が耳障りでした。歌ってるときはやめて欲しかったです。まぁ、来られなかった人が公式ウェブサイトでその写真を見られるわけなので、仕方ないですかねぇ。 (2009/12/13記) |