嵐の中の子どもたち (2010/1/17)
演目
嵐の中の子どもたち (1回目)
劇団・劇場
劇団四季 , 西尾市文化会館 か列21番
同行者
Kさん
キャスト
キャッチコピー
嵐の中で、僕たちが見つけたもの。
それは、大切な“仲間”を信じることで生まれる、不思議な力。 グッズ等
プログラムを購入しました。
感想など
こころの劇場の一作品。しかし、ちょっとストーリィが…狙いすぎているのではないでしょうか。もう少し夢があっても良いと思います。単純に素直にならないところは良いのですが、ケンカのシーンとか、もう少し表現方法がある気もしますし、説明調な展開も気になります。
ステキなのは衣装です。子どもたちが二つのグループを表現するため、赤を基調とした服と、青を基調とした服に分かれています。これがナカナカ綺麗で、分かりやすく、秀逸でした。 本作のヒロイン的存在、フローラはどちらにも属さないため、クリームっぽい白色です。このフローラの存在、もう少し序盤に「ヒロインです!」と分かるイベントや歌があっても良かった様に思います。また、もっとソプラノの音を与えた方が、他の子たちとの差が明確になって良いかと。演じる時枝さんはナカナカ魅力的だったので、ちゃんとヒロインになっていました。たとえば皆で踊っている時も、ちょっとした手の角度とかがお嬢様っぽいんです。わざとらしくなくて、です。自然に見えるところはポイント高し! 主役の二人、ケンとボブ。すっごい大変です。ほとんど、出ずっぱりで、歌って踊って…こんなに大変な作品にはナカナカ出会えないだろう、と思いました。特にケンを演じる竹内さんはかなり汗っかき。序盤から、ぼたぼたと汗が滴り落ちていて、大丈夫だろうかと不安になりました。あご先からずっとぽたぽた。体重相当落ちるでしょうね。 ケンもボブもダンスはナカナカ良いです。が、声に差がありました。ケンが一人でしゃべっている時、何回か「あれ、誰がしゃべってるのかな?」と感じることがありました。少し音のパワーに欠ける印象です。 一方ボブは、パンチが効いた音で、良い感じ。優等生のケンと、劣等生のボブであるため、ちょうど良いバランスだったでしょうか。 校長先生の佐和さんが美しくてはまってました。この方、ホントに七変化。 (2010/1/24記) |