オペラ座の怪人 (2010/3/7)



演目
オペラ座の怪人 (12回目)
劇団・劇場
劇団四季 , 新名古屋ミュージカル劇場 2階F列32番
同行者
TKさん
キャスト
オペラ座の怪人 高井 治
クリスティーヌ・ダーエ 笠松 はる
ラウル・シャニュイ子爵 鈴木 涼太
カルロッタ・ジュディチェルリ 河村 彩
メグ・ジリー 鈴木 友望
マダム・ジリー 原田 真理
ムッシュー・アンドレ 増田 守人
ムッシュー・フィルマン 青木 朗
ウバルド・ビアンジ 半場 俊一郎
ムッシュー・レイエ 田代 隆秀
ムッシュー・ルフェーブル 斎藤 譲
ジョセフ・ブケー 平良 交一
男性アンサンブル 天野 陽一
金本 和起
齋藤 翔
佐藤 圭一
伊藤 礼史
野村 数幾
見付 祐一
女性アンサンブル 久保田 彩佳
諸 英希
園田 真名美
籏本 千都
暁 爽子
菊池 華奈子
松元 恵美
村木 真美
脇坂 美帆
松ヶ下 晴美
村瀬 歩美
吉川 瑞恵
キャッチコピー
劇団四季のオペラ座の怪人は凄いらしい
グッズ等
バインダー(?)貰いました。
    
感想など
 いつか来るのではないか、と思っていました。でも、ずっと良かったので安心していました。高井さんの今日の歌い方、ダメです。許容範囲を超えてしましました。ちょっと受け付けないです。
 それ以前に、一幕二幕通して、音がきちんと取れていませんでした。こんなこと、初めてです。体調が良くなかったのではないか、と少し心配です。
 ただ、歌い方が崩れていたのはもう少し何とかなったのではないかと。最初に登場するシーン。ずっと気になってはいたのですが

 かがみにむか〜って〜〜
 ひとみこらせば〜〜〜
 わたしがいるのだ〜〜〜

という所、

 かがみにむか〜って
 ひとみこらせばっ
 わたしがいるのだっ

って感じなんですね。特にそれが強かった気がしましたが、スタッカートでも居るんじゃないかって云うくらい、ぶちっ、と切っていました。ここはきちんと伸ばして欲しいのですが、伸ばさないまでも、ちょん切らないで欲しいです。

 笠松クリスと涼太ラウルは良いコンビですね。特に笠松クリスはいかにも四季らしい感じがします。ただ、ときどき私が求めているところで来てくれないんです。少し解釈が違うんでしょうね。今回の涼太ラウルによるAll I Ask Of Youは良かったです。

 今回一番の注目、河村カルロッタです。ついにゲット! 決して悪くないです。流石にこの役をやるだけあって、歌は上手。種子島カルロッタとはまったく違ったカルロッタなので、これはこれであり、だと思います。

 え〜え〜! そうなのよっ!! よくある、いっじょ〜〜〜なことなのよっ!!

 ってところは、やや棒読みというか…迫力に欠けたというか…。でも、また観たいと思いました。

 メグは…やっぱり、魅力と不安定さが同居してます。最初、「あっ、良いかも!」と思うのですが、それが継続しません。

 なんってすば〜らし〜〜〜あ〜〜な〜〜〜た〜〜〜♪

 ここは小鳥が歌う様に、かわいらしいメグ。とても良いです。これぞメグ! なのに、クリスと一緒に部屋に入った辺りから不安定に。クリスと比べて無邪気で無垢で可愛さを表現しようとしすぎているのかもしれません。もっと普通で良いので、しっかり音を捕らえて欲しいです。雰囲気凄く良いので頑張って欲しいです。

 半場ピアンジ、さいっこ〜! もぉ、云うことなしっ!! 何度でも観たい!! 何度でも観ます!!

 良かったシーンは、イル・ムート。名古屋の公演を何度も観ていますが、その中でもトップレベルの素晴らしさでした。イル・ムート自体が大好きなので、すごく満足。劇中劇はオペラ座の重要シーンですね。 (2010/3/21記)

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