オペラ座の怪人 (2010/4/10)
演目
オペラ座の怪人 (14回目)
劇団・劇場
劇団四季 , 新名古屋ミュージカル劇場 2階F列16番
同行者
母
キャスト
キャッチコピー
劇団四季のオペラ座の怪人は凄いらしい
グッズ等
メモリアルスタンプラリーがコンプリートしたのですが、在庫切れらしく、後日郵送されてくるそうです。
感想など
磯谷メグは初見です。磯谷さんというと、イメージはキャッツのランペルティーザ…なのは私だけでしょうか? 北澤ラウルは名古屋初、久々です。 鈴木ルフェーブルも初見かも。
まずは北澤ラウル。今現在、もっともラウルらしいラウルが北澤さんだと思います。オークション、鈴木ラウルが少し腰を曲げてよぼよぼ感(?)を出しているのに対し、北澤ラウルは背筋を伸ばし、子爵としての威厳を保ち続けている様です。セリフは明瞭で、声がとても通り、かつ、伸びます。一人の時は勿論、大勢で歌っているシーンでも、決して声を張り上げていないのに伝わって来ます。これは良い!! まとめると、超絶格好いい(!)、です。ALL I ASK OF YOUはもう少し歌えた様な気がします。 磯谷メグ、声が低いです。私がイメージするメグの音ではありませんでした。でも、歌は悪くないので、これはこれであり、です。そして、ダンスがバレエがすごく綺麗。形が美しいです。名古屋で観た4人目のメグですが、一番安定感を感じました。一部、高く軽い声を無理に出そうとしていたので、低い声のまま普通に歌った方が良いと思いました。 全体的にはすごくまとまりのある舞台でした。特に、バレエの美しさはトップクラス。アンサンブル全般に良かったです。イル・ムートの上演前のシーン(プリ・マドンナ)とか、すごく引き込まれました。 高井ファントムは…最近の中では丁寧だった方です。もう、初日の様に丁寧に歌ってはくれないのでしょうか。すごく好きであり、すごく気になる方です。高木クリスは高井ファントムと相性が良いですが、もう少しピュアで歌ってくれると良いですね。 オークションから一貫して良い雰囲気のまま、オペラ座の怪人の世界を崩さぬ舞台でした。客席はちらほら空席が目立ちましたが、久々に反応が良く、楽しかったです。久々に二階席でスタンディングしました。月一度以上のペースで観ているので、そろそろ飽きてもおかしくないはずですが、未だに新鮮です。そして落ち着きます。もちろん、そわそわもします。観れば観るほど、聞けば聞くほど、好きになっていく作品です。 (2010/4/11記) |