オペラ座の怪人 (2011/1/8)



演目
オペラ座の怪人 (28回目)
劇団・劇場
劇団四季 , 新名古屋ミュージカル劇場 2階E列15番
同行者
Kさん
キャスト
オペラ座の怪人 高井 治
クリスティーヌ・ダーエ 沼尾 みゆき
ラウル・シャニュイ子爵 鈴木 涼太
カルロッタ・ジュディチェルリ 種子島 美樹
メグ・ジリー 小林 由希子
マダム・ジリー 戸田 愛子
ムッシュー・アンドレ 林 和男
ムッシュー・フィルマン 平良 交一
ウバルド・ビアンジ 半場 俊一郎
ムッシュー・レイエ 田代 隆秀
ムッシュー・ルフェーブル 深見 正博
ジョセフ・ブケー 金本 和起
男性アンサンブル 寺田 真実
佐藤 圭一
玉城 任
伊藤 潤一郎
伊藤 礼一
野村 数幾
瀧山 久志
女性アンサンブル 暁 爽子
古屋敷 レナ
吉村 晶子
吉川 瑞恵
梅ア 友里絵
英 陽秦
村瀬 歩美
菊池 華奈子
河村 彩
榊山 玲子
脇坂 美帆
松ヶ下 晴美
キャッチコピー
劇団四季のオペラ座の怪人は凄いらしい
グッズ等
特に何も買っていません
感想など
 高井ファントムと沼尾クリスがもの凄く良かったです。特に沼尾クリス、美しい高音に、時々びっくりさせられました。

 鈴木ラウルはちょっと声負けでしょうか。前述の二人が強烈だったので、若干見劣り(聞き劣り?)しました。

 種子島さんはやっぱり完全復活ですね。

 いつも通りですが、田代さんのレイエは、ちょっと表現が大きい気がします。別に悪くはないのですが、私が思う雰囲気と少し違います。

 名古屋公演もあと僅か、半場さんのビアンジが観られなくなるのが一番淋しいです。ハンニバルはちょっとあれ、なシーンですが、それでも素晴らしいんですよねぇ。象の背に乗って右手を挙げる場面は本当に絵になります。
 最高の見せ場は、やっぱりドンファンかな。あそこのソロはいつ観ても本当に丁寧。それでいて、リズムに乗っています。登場する直前の曲が、やや不協和音的な響きをしていますが、ここで軌道修正され、クリス&ファントムのThe Point of No Returnへと繋がっていく。

 何度観ても思いますが、この作品の存在は奇跡です。これ程完成された作品がこの世の中に存在していること、そしてその作品を何度も何度も観られること。感謝の気持ちでいっぱいです。

 カーテンコールは大盛り上がりでした。通常のカーテンコールの後、幕をすり抜けて(?)ラウル一人で出てきて、ファントム&クリスも出てきて下がる。さらに幕が上がり全員で。その後、ファントムが一人で出てきて下がる。さらに幕が上がり全員で。
 最近盛り上がるとこれくらいが普通でした。今回はカーテンコールがゆっくりだったので、最後の全員で、の時、既に曲は終わっていました。
 が、まだまだ拍手は止まず、もう一度ファントムが登場。そして、ふたたび全員で。
 こんなに盛り上がっているのに、終わってしまうのですね。私は10年オペラ座の怪人が名古屋で上演されてもまったく問題ありません。(2011/1/10記)

Return