『マルティン・ベック』シリーズ

こんな作品(この紹介文はyuri様より頂きました。多謝多謝多謝。)
 スウェーデンの、ご夫婦作家による合作と言う非常に珍しいこのシリーズは、当初から十部作構想で、一年に一作というペースでスウェーデン社会の変遷を描く、という雄大な試みをみごと成功させた作品です。角川文庫で出ていましたが、今でも手に入るかな? 警察小説はそれほど読まない私ですが、このシリーズは大好きです。主人公のマルティン・ベックより、シリーズ途中から登場して重要人物になってしまったグンヴァルド・ラーソンが気に入っていまして。
管理人より
 1999年7月の角川文庫解説目録を調べてみました。(最近貰ってきてないから古い…)
  『ロゼアンナ』
  『蒸発した男』
  『バルコニーの男』 (翻訳権独占)
  『笑う警官』 (翻訳権独占)
  『消えた消防車』
  『サボイ・ホテルの殺人』
  『唾棄すべき男』 (翻訳権独占)
  『密室』 (翻訳権独占)
  『警官殺し』 (翻訳権独占)
  『テロリスト』 (翻訳権独占)
以上10作品が載っています。全てシリーズの作品だそうです。