やさしい写実画・水彩画
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やさしい写実画・水彩画では 静物画をメインとして取組み 絵画の描写力、構図力を高めて行きます。植物画、点描画の他 風景画にも取り組みます。
以下は 絵のサンプル、取組方針です。
1.やさしい写実画・水彩画の絵のサンプル
鉛筆画
淡彩画・点描画
風景画
絵画を描く上で最も重要なのは、自分自身が「この絵で何を訴えたいのか」 それを如何に表現していくかにあると思います。絵を纏めて行く上では「バランスのとれた構図」「光の強弱」「奥行き」「配色」が大切で、描く基本の第一歩は「いかに忠実に描くかの描写力の養成」だと思います。そして次に、絵の具の使い方のテクニックが重要となってきます。デッサンの基本的な力を養成し、3原色を軸に配色バランスを考え、補色を上手く使って行くことで絵として纏まってくるものと思います。
以下に取り組み方針をご紹介いたします。
2.やさしい写実画・水彩画 取組方針
木の実や花、小物など身近なものをモチーフに主として静物画に取組ます。 ありのままを鉛筆と透明水彩絵の具を使って細密に描写します。
また、思い出の写真や予めデッサンした下絵をもとに風景画にも取り組みます。充実した時間を創り、本来の自分自身を見つける大切な機会と思います。
画材
・ スケッチブック(F4またはF6)
・ 水彩筆(小)(中)(大)
・ 透明水彩絵の具(12色)+予備
・ パレット
・ 練り消しゴム
・ 消しゴム
・ 鉛筆(F、またはHB、H、B〜4B)
・ ティッシュペーパーまたは古布
・ 水入れ
やさしい写実画・水彩画の取組みテーマ
No1〜4は必修、No5以降は任意
No |
テーマ |
基本的な方針 |
内容 |
1 |
画材について |
透明水彩絵具、筆、パレット、水彩紙、等 |
授業で講義 |
2 |
絵画の基本を学ぶ |
構図、奥行き、光の強弱、配色、混色 |
授業で講義 |
3 |
鉛筆画デッサン |
鉛筆で形を捉える、光を捉える |
授業で講義 |
4 |
知っておくと便利 |
特殊技術、水張り |
授業で講義 |
5 |
季節の花を描く |
植物画の基礎 @ 形を線で表現 A 彩色手順 |
パンジー、ツツジ、サツキ、サクラ、 ヤエザクラ、タンポポ、ポピー、カタクリ、カマブキ、ボタン、芍薬、アヤメ、 ドクダミ、アジサイ 等
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6 |
果物、野菜を描く
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彩色による質感、立体感の表現 |
季節の果物、野菜、木の実 等 |
7 |
白い花を描く
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白い花の彩色 |
クチナシ、ドクダミ、ユリ、その他 |
8 |
枝葉の表現法 |
@ 枝の出方、葉のつき方を捉える。 A 枝、葉の彩色手順
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アジサイ、ザクロ、その他 |
9 |
ガラス器を描く |
@ 鉛筆デッサンによる透明感の表現 A 彩色による透明感の表現
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コップ、ワイングラス、ティーカップ、ガラス製霧吹き、ビー玉、電球、ミニ洋酒瓶、香水瓶 その他 |
10 |
オブジェ(装飾小物) |
身の回りの小さな小物を細密描写により写実表現 |
貝殻、石ころ、木の実、鳥の羽根、置物の小鳥、ミニのイス、人形、土産品、玩具、ミニ石膏、その他
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11 |
文庫本、書籍と布 |
@ デッサン(水平面上に置かれた物の表現法) A 彩色
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文庫本、辞書、手帳、トランプ、 その他 |
12 |
写生 |
室内を描く |
狭い空間での物の配置 |
13 |
写生 |
風景を描く |
自然の風景、建築物 |
14 |
点描画 |
点描法による写実表現 @ 鉛筆による写実描写 A 黒インクにより 輪郭は線で影は点の濃淡でなぞる B 鉛筆跡を消す
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季節の花、果実、木の実 |