【おまじない】作詞:梧臨海 揺れる髪が眩しくて 僕は目の前に手を翳(かざ)す 夕暮れの中 君は笑って 子供達と一緒に駆け出した ピンクのリボンがふわり 三つ編みが解(ほど)けて君が香る ドクンと高鳴る鼓動に 苦笑い 遠くなった君を追う 何故だろう... この温もりと優しさ... 絶望を胸に隠していたというのに 何故だろう... この痛みと涙は... 幾重も重ねた経験があるというのに 何故だろう... 君は微笑む... 辛く悲しい運命が巡るというのに 季節は巡り花香る春 子供達が泥だらけで飛びこんでくる 満面の笑顔で喜びの春の優しさを ベッドの君に伝えだす 君はつられて笑ったね 身体は辛いはずなのに その瞬間(トキ)だけは忘れるほど 本当の笑顔で 笑顔は 幸せの おまじない 君は 微笑み 目を閉じる...