一般的にシラサギと呼ばれる白いサギは、
ダイサギ・チュウサギ・コサギの3種類がいます。
そのうちのチュウサギは1970年以降減少し、環境省レッドリストでは準絶滅危惧種と分類されているようです。
そんなこともあってか、大高緑地公園で見かけるのはほぼダイサギとコサギ、チュウサギはほぼ見たことがありませんでした。
ところが、観察する方からダイサギと同じ顔をしたコサギの大きさのサギがいる(2024年8月頃)とのことで
観察をチェックすると、どうやらチュウサギではないか、と言う結論に達しました。
それでも出会うのは難しく、さらにチュウサギは夏鳥として4月頃に見始めて11月にはほとんどいなくなるとのこと。
ダイサギとコサギはほぼ一年を通して出会えるのですが、それも調べてみると夏と冬のダイサギは違うらしいと。
ダイサギをよく観察すると微妙に大きさの違いがあり、ダイダイサギとチュウダイサギとも区別されたことがあるとか。
今では、これまでダイサギと呼ばれていた、夏鳥として飛来し、春から夏に本州以南で繁殖、一部越冬もするサギを亜種のチュウダイサギ。
今までダイダイサギと呼ばれていた、大陸で繁殖し一部が日本でも越冬するサギを亜種のダイサギと区別しているようです。
と言うことらしいですが、これも統一した見解ではないようで、とりあえずは、と理解しておいた方が良さそうです。
【それぞれを見分けるポイント】