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反曹操派 |
曹操は劉備を高く評価し、常に側に置いた。
曹操が、劉備を引き連れて領内を案内した時の事。
| 見よ。これが我が軍の誇る典農屯田制度じゃ。 |
| テンノウトンデン?私にはさっぱり。 |
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ふふ。無能ぶるのはよせ。 私の新しき農業制度だ。 この戦乱において、地主を失った土地を 我が軍団が回収、管理し、兵自ら畑を耕す。 |
| 兵が、農地を耕すのでございますか? |
| そうだ。この制度で我が軍の兵糧問題は解決された。 |
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いま、天下の英雄は君と余だけだ!! 袁紹など取るに足らん。 |
劉備はどきっとして、料理の元へ運んでいた箸を落とした。
この瞬間、雷が鳴った。
| と、とんだ粗相を。 わたくしは雷が大の苦手で、、、。 |
劉備は曹操の前では臆病で、何もできない人物だと印象付けようとした。
というのは反曹操の動きをしていたからであった。
劉備は劉という姓を持つように王室に連なっていた。
劉備はひそかに反曹操の同志を募り、
献帝の舅の董承までも取り込もうとコンタクトをとっていた。
董承は献帝が曹操に保護される以前から帝のそばに仕え、
常に近くにいた重要人物である。
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曹操はもともと残虐性を持った人物。 私は徐州での大虐殺の惨状を目の当たりにし やつには絶対に恭順しまいと思っている。 曹操はきっと漢に取って代わろうとしているに違いない。 董承殿あなたはどう思われる? |
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帝は日ごろから、曹操に冷遇されており、 日に日にこの私めに曹操に対しての不満をぶつけられてます。 舅の私としてもどうしたらいいかおろおろするばかりで。 |
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ならば話は早い。 ひそかに帝に曹操誅殺の詔を発っせられるよう お願いされるがよろしい。 そうなれば彼は逆賊となり、 漢に忠誠を尽くす四海の英雄達はこぞって 反曹操の旗を揚げるに違いありません。 そのとき初めて漢の復興が始まるのです。 |
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ですが、わたしは曹操に反旗を翻すなど・・・。 |
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私は他でもなく帝のことを思っていっているのですぞ。 あなたは帝とともに常に苦難をともにされたお方、 帝の気持ちは痛いほどわかっておられるはず。 |
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わかりました。 帝にお伝えいたします。 |
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劉備の言う通りじゃ。 曹操の専横には目に余るものがある。 曹操を誅殺せよ。 |
劉協は舅の董承に密勅を預けた。
董承はこれを帯の中に隠した。
董承の不穏な動きは早くも曹操の知るところとなり、
曹操は自ら董承を取調べた。
| 董承どの帝と何を話していたのだ。 |
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な、なにも、 ただ帝のご機嫌をうかがいに参っただけでございます。 |
| この者の服を検めよ。 |
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董承殿、もっと体を鍛えてはどうだ。 腹の肉が、弛んでるぞ。 あと、そのデカパンどうにかならんか。 面白い体形じゃのー。 |
| だめだ。曹操はもう感付いている。 |
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殿が劉備を殺さないのがいまだに理解できません。 劉備に兵を与えるなどもってのほか。 必ず反逆を起すでしょう!!! |
曹操は急いで後を追わせたが間に合わなかった。
果して、劉備は徐州に付くとその地の主を殺し曹操に反旗を翻した。
この最中、曹操誅殺の計画が露見し
事の真相を知った曹操は怒り、
董承始め企みに加わった者全員を処刑した。
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申し訳ございません。陛下。 この私めには陛下を最後までお守りすることが出来ませんでした。 |
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おお・・・。董承。(涙) まさかこの様なことになってしまうとは・・・。 |
| おのれ劉備め!よくもこの私を欺きおったな! |