徐州報復戦

陶謙の部下は曹操の父を襲い殺害した。
金銭狙いの襲撃で、陶謙とは関係なかったが、
曹操は恨みを抱き、陶謙の治める徐州に軍勢を率いて攻め入った。

曹操 vs 陶謙

曹操軍は徐州の地で陶謙軍を撃退しその地の住民を虐殺し、
徐州の城を包囲した。平原の相、劉備は手勢を率いて陶謙の救援に向かった。


関羽 う、何という惨状。女、子供でも容赦しない。
個人の恨みでここまでやるとは。曹操。奴は悪魔か・・・。

劉備 曹操こそ救世の才の持ち主と思っていたが、見誤った。

が、その折、曹操は呂布にみずからの本拠、陳留を襲われた。


呂布

曹操 くそ!!徐州の攻略もあとわずかというのに。
急いで引き返さなければわしの帰るところが無くなってしまう。
荀ケ、程イク、何とかしのいでくれ。


曹操が徐州に出撃している間、留守を任されていた荀ケは
猛将夏侯惇を呼び寄せ、防御体制を整えた。


荀ケ 張バクは我らに兵糧を出すように要請しているが
これは謀略に違いない。
おそらく陳宮の策動であろう。
落ち着いて敵味方を把握するのだ!!


夏侯惇 おのれ、張バク、陳宮め!!
殿の厚遇を受けていながら!!!!
恩知らずめ!!


程イク 呂布を導き入れるとは。これは厄介なことになったぞ。
殿が帰還するまで持ちこたえられるだろうか。
いや、しのぎきらなくては。



荀ケ、程イク、夏侯惇は呂布の攻撃を良く防ぎ曹操の本拠を守り通した。

一方徐州の主、陶謙は先の戦闘で気力を失っていた。
陶謙は憂悶のうちに死去した。死に及んで劉備を後任に置いた。


陶謙 この徐州を任せられるのは劉備を置いて他にはない。
どうかわしの後を継いでくれ。


劉備はあくまでも断る。

劉備 わたくしなど、滅相も無い。
袁術どのは名家の出身で、天下の人望を集めておられる。
あの方こそ後を継ぐにふさわしい。


陶謙下の知将、陳登はこれを諌めた。

陳登 とんでもない。あの男に天下を安定に導くことなどできません。
我々はあなたのために、兵10万を用意いたします。
どうかこれを用いて 天子を補佐し、人民を救済してください。
これを断ったとあれば、あなたを見損なったというしかない。


北海国の相、孔融もこれについて意見を述べた。

孔融 袁術は自分の家しか眼中に無い男。
墓の中の白骨同然のあんな役立たずなど意に介するに及ばない。
これは民の声であり、天がこの州を与えようと言うのだ。
後悔しますよ。

ついに劉備は跡を継ぐことを決心した。



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