百万本の薔薇
作; 那由他様
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孔明殿、実は貴殿に折り入って話がござる。 |
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話とは? |
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我が妻、小橋の誕生日が近づいておりますゆえ、 知恵者の誉れ高い孔明殿に、百万本の薔薇を集めていただけないものかと思いましてな。 |
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ほう、成る程、百万本の薔薇ですか、心得ました。 |
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いや、無理なら結構…え? |
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お二方、決戦の時は近づいておるのに不謹慎ですぞ! |
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魯粛殿、だからこそ、これくらいの余裕は必要なのですよ。 まあ、一通の手紙があれば、百万本の薔薇は調達出来る事でしょう。 ではまた。 |
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(まさか、呉の軍費で仕入れる気か?) |
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ふーん、どれどれ… |
| 手紙 |
『曹操様,初めまして、小橋でーす。最近ダンナの浮気癖にウンザリ状態でー、 誕生日に百万本の薔薇送ってくれたらデートOKよ。 銅雀台に連れてって〜。』 |
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丞相、今夜の命令をお願いします。 |
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おのおの、一人一本の薔薇を用意せい!怠る者は打ち首じゃー! |
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すごい、薔薇の数…あなた、これってどうしたの? |
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ま、まあな。(孔明とは人か魔か?) |
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これで、小喬は落とした。後は大喬だな。 |
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呉は落とさないんですか? |