夏候淵、その最後
作; 赤烏様
曹操は張魯を下し漢中を手に入れた。
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夏候淵、漢中を死守するのだ。 |
| はっ、命に替えても。 |
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敵将夏候淵討ち取ったり! |
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む、無念(曹操様ゴメン)。 |
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ううっ(泣)。夏候淵何故わしを置いて死んだ…。 劉備に復讐してくれるわ。 |
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(草葉の陰から)曹操様・・・。 こんなに私の事を…。ううっ(泣)。 |
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丞相、食糧不足で兵達が騒いでおります。 |
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…鶏肋だ。帰るぞ。 |
| (草葉の陰から)けいろく?なにそれ? |
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鶏肋ってのはね、鶏のアバラの事でね、つまり漢中は捨てるのは惜しいけど 持ってても仕方が無いってことだよ。 |
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(草葉の陰から)が〜〜〜〜〜ん。 |
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我々は鶏肋を死守していたようですな夏候淵殿。 これは殿に一本取られましたな。はーはっはっは。 |
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はーはっはっは。 |
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《(一応)草葉の陰から》が〜〜〜〜〜ん。 |