お宝お預け夏候淳7

作;那由他 様

夏侯惇 劉曄!
あのような、欠陥商品を掴ませおって…世間の物笑いになる所であったわ!

劉曄 将軍、何をおっしゃいます!
小生は将軍の為ならば、労を惜しみませぬ!

夏侯惇 ジー…(疑惑のまなざし)

劉曄 こちらは試作品ですが、匈奴より直輸入の戦車に、
これまた南蛮渡来の猛虎二頭をあしらえた、名付けて『虎戦車』にございます!

夏侯惇 これは…勇壮じゃのう。

劉曄 一台限定ですが、その威圧感、戦闘力たるや、三軍にも匹敵いたしましょう。
ああ、小生は自分の才能が恐ろしい…。

夏侯惇 おお、早速、慣らし運転をしようかのう。

劉曄 (いや、待てよ…。誰かが、『虎に芸を仕込むのはどうかな?
虎は服従する動物じゃないからね〜』と言ってたような…)。

夏侯惇 (最初が肝心じゃな。この鞭でシバきあげて、主人が誰か教えるのじゃ!)
おら、走らんかあ〜!。

乾いた鞭の音が庭に響き、その後…


荀ケ 夏候淳将軍が二匹の虎に襲われて、瀕死の重傷を負いましたー!

曹操 何っ、相変わらず無茶をする男よのう…ほっとけ、ほっとけ。

劉曄 実験は失敗か…。




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