見放された献帝(天界編)
作; bu-show様
bu-show@vanilla.freemail.ne.jp


天界にて。

献帝 おお、皇叔! 久しぶりだのう。

劉備 へ、陛下!? 何時ここに来られたのですか?

献帝 何を言う。ついさっき連れられて来たのじゃ。

劉備 ま、まさか、陛下が殺されたという噂は…?

献帝 朕はその頃生きていたぞ。
それを勝手に殺されたと噂されたのは心外だ。
皇叔、朕が死んでもいないのに、
勝手に帝号を称するなぞ許さん!

劉備 へ、陛下、お許しを〜っ! 
某は孔明たちに唆されただけです。

献帝 ええい、黙れ! 董承、董承はおらぬかーっ!

劉備 董承なら居りませぬ。
奴は曹操父子と何か語り合っております。

献帝 おのれ董承め、朕を見放す気か!

劉備 (何とかこの場を乗り切れたぞ。
さて、孔明もそろそろ来る頃だな。)

その後、献帝は天界でも一人ぼっちであったという。

<終わり>


呉ん太曰く;献帝は”自らの生存中”に劉備が漢を継いだことに対して
腹を立ててるのでしょうか。
献帝が禅譲を受けた時点で後漢は滅びたわけですから、
勘違いはありましたが天子となり漢を復活させた劉備に対し
拍手喝采を浴びせてるような気もするのですが・・・。
「よくやったっ」てね。
もし会話作品のような人なら一人ぼっちであってしかるべきか。
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