白馬義従

公孫賛
北東の国、襄平に勢力を持っていた
公孫賛は、「白馬義従」とよばれる白馬だけの騎兵隊を従え、軍は精強で
鮮卑、烏丸などの北方の異民族に怖れられていた。
劉備は、公孫賛とはともに学んだ身で、公孫賛は、劉備の兄貴分だった。
公孫賛は劉備を高く評価し、劉備を重く用いた。

袁紹は公孫賛の部将である田皆を攻撃した。


公孫賛 袁紹は我が甥を殺した憎き相手。
遂に奴が我が領域を侵してきた。
玄徳よ。私に代わって奴を捕らえて参るのだ。


劉備 はは!必ずや!兄上の名にかけて!!


出陣の折の事。白馬義従の最若手である趙雲は劉備に会った。

趙雲 劉備様。この戦。私も参加させて下さい。
田皆殿にはかねてより面識があり、
お助けしたいと思っておりました。


劉備 おお。子龍。君が来てくれるとは心強い。


関羽 兄者。私に先鋒をお任せ下さい。
袁紹軍はこれまでに無い大敵!
私の武略が通じるか試してみたい。

張飛 いーや大兄。おれだ。おれを先鋒にしてくれ!

関羽 益徳では無理だ。おまえでは勝てる戦も勝てん。

張飛 なにおー!!言ったなー!!

「ボコスカ、ボコスカ。」二人は喧嘩をはじめた。

趙雲 ・・・・・・アゼン。

劉備 そうあせるな。雲長、益徳。ちゃんと考えておる。
子龍よ。我が陣営は血の気のおおいのばかりじゃ。
君は白馬義従を率いて、
弟達とともに出陣し、弟達をサポートしてくれぬか。

劉備は趙雲、関羽、張飛の活躍により、袁紹軍を撃退した。

劉備 子龍よそなたの活躍のおかげで大勝利じゃ。
これからは、わしとともに行動しないか。

趙雲 ありがたきお言葉。ですが、私は故郷に帰らねばなりませぬ。
私の故郷は遠方にあり、そこも袁紹の攻撃にさらされ、
親兄弟はみな苦難を余儀なくされています。

劉備 そうか。すぐに行くが良い。ご家族は君の帰りを待っておろう。

故郷へ戻った趙雲であったが、その後、消息不明となった。

劉備は袁紹軍を撃退した功績から、袁紹との国境である平原の地を任された。

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