黒山賊
〜張燕の回想〜

張燕 僕は山賊の頭領の張燕だ。 悪人は重税を押し付け、人民は苦しみ、飢え、正義の士は憤りに燃えている。
いま天下は変化の兆しを見せている。
黄巾の乱が起ると、僕は仲間とともにそれに参加し、
張牛角様を頭に掲げ、黄巾の旗のもと悪人どもを退治し、飢える民を救わんと奔走した。

張牛角は怪力で、仁義に溢れる好漢で、
彼の元には異才を持った者が集まってきた。
俊敏人に優れると噂され、張飛燕と呼ばれた張燕。
彼は泥棒や人助けなど数々の伝説的な活躍により、
お尋ね者にされ、 顔を隠していた。
疫病に冒され、奇跡的に治ったものの今だその後遺症の残る于毒。
彼は知謀に優れていた。
目が大きく遥か遠くまで見わたすことができる李大目。
身長が九尺(約2メートル)もあり長い髭をたくわえた左紫丈千。
声が雷の轟きのように大きい張雷公など個性的な人物達がいた。
張牛角 于毒 李大目 左紫丈千 張雷公

張牛角は仲間を引き連れ、黄巾の乱に参加した。

張角

そなたたちの参加を心より歓迎する。

最初のうちは黄天の名のもと黄色い頭巾を纏い、
悪人を退治するため張角率いる黄巾軍と行動をともにした。


黄巾賊…張角