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徐州の混乱 |
| 弟よ。厄介になるぞ。 |
| いいえ。呂布殿。お気になさらずくつろいで下され。 (本当に厄介な男が来たな・・・。) |
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ようこそいらした。 貴殿のような勇猛で頼もしい人物がこの地に必要です。 お近づきの代わりといってはなんですが、 どうか私の娘をもらって頂けませぬか。 |
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俺は美しい女性で無いと相手にしない。 貴殿の娘は美しいのか? |
| それはもう。私には過ぎた娘でして。 |
| いやよ。絶対いや。わたしには雲長様が。 |
| わがまま言うんじゃない!あんな根無し草など、別れなさい。 |
| おお!貴殿の娘か!?貴殿に似ず美しいの! 側室にしてやろう。 |
| 恐縮です。 |
| 近寄らないで。 |
| いいかげんにしろ!!私に恥をかかせるでない!! |
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そんな。あんまりだ。 うう。だが呂布は今後、兄者と協力していかなくてはならない者。 私のせいで争ってはならぬ。 だが、だが、耐えられぬ。俺はどうしたらいいんだ。 |
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呂布将軍。曹氏は我が義弟雲長と将来を誓った仲。 どうか今回の婚儀は無かったことにしては頂けませぬか。 |
| ふん。 |
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殿。私どもは放浪の身を劉備殿に助けて頂いた立場。 これではあまりにも無礼が過ぎます。 |
| もう遅い。俺に気に入られたことを運悪く思うんだな。 |
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殿!! |
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うるさい!わしはくれるというから貰っただけだ。 だれか曹氏に監視をつけよ!絶対逃がしてはならぬぞ!! (なんだか貂蝉の時のシチュエーションに似てるな。おれは董卓か? あの時は俺は死ぬほど我慢した。) |
徐州の主となった劉備は袁術の攻撃にさらされていた。
| 徐州は経済の豊かな地域である。 劉備なんぞに治めさせるにはもったいない。 紀霊よ。直ちに徐州を攻略するのだ。 |
| はは! |
| 弟達には悪いことをした。お詫びに助けてやろう。 |
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無意味な争いは避けるのだ。 もし私の弓があの槍にあたればこれは天意だ。 両軍とも引き下がれ。 |
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あのようなもの当たるはずは無い! 無駄な会見であった。 私は本陣に戻らせてもらう。 |
| まあそう急ぐでない。一度きりだ。ほんのわずかの時間ではないか。 |
| ああ! |
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(呂布は俺よりも力が上だ。 悔しい。もっと鍛錬してやつより強くなってやる。) |
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それですごすごと帰って来たのか! 愚か者!もう一度劉備を攻めるのだ!! |
| 袁術がまた攻めてきた。 益徳よ。徐州の守りはそなたに任せたぞ。 |
残された張飛は不満を抱いた
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後の守りなんて俺の性に合わん。 俺もあにじゃたちと戦に行きてー。 |
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張飛どの、後方が万全であればこそ、 劉備様たちも安心して遠征の途に付く事が出来るのですぞ。 |
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知った口聞くな!!てめーらが反乱を企てなけりゃ 俺がこんなとこで暇を持て余すこともねーのだぞ. あ!貴様は雲長兄いの女のおやじだな! 雲長兄いがどれだけ悲しんだかきさまにわかるか! |
張飛は陶謙の部下であった曹豹に殴りつけた。
| ひー。 |
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呂布将軍。劉備の客将の立場に甘んじてはなりません。 今こそ徐州を攻め足場を確保するのです。 聞けば張飛は万全の守りをひかず酒に浸っているそうです。 |
| 劉備には世話になったが。 いまは乱世の世だ。 強い者が生き残るのだ。 |
呂布は張飛を攻めて城を奪い
劉備の妻子を捕虜にした。
張飛は劉備のもとに逃れた。
| 兄者。ごめんよー。 |
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たわけ者!兄者の妻子を置き去りにするなんて! 死んでわびろ!! |
| うわーん。 |
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家族など、また作ればいい。 われら3人はともに死のうと誓ったかけがえの無い仲じゃ。 益徳は今後も活躍してもらわねばならぬ。 失敗はいずれ埋め合わせしてもらうぞ。 |
劉備は引き返し、呂布と和睦し妻子を返してもらった。
劉備は兵力を回復させていたが、これを怖れた呂布が、劉備を攻撃した。
劉備は敗北し、曹操のもとに逃れた。
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劉備は能力がずば抜けており、 しかも人心掌握にも長けています。 いつまでも人の風下に立っているような男ではありません。 今のうちに始末すべきです。 |
| あれ程の男を殺してしまえば天下の人心を失ってしまう。 |
曹操は劉備に軍を与え劉備は、徐州でその地で兵を集めると、
呂布を攻撃した。呂布は高順を派遣した。
高順は劉備を破り、救援に赴いた夏侯惇も打ち破り、劉備の妻子を捕虜にした。
| 呂布様が出兵されるまでも無い。 我が軍は天下一ぞ。 |