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Hiroほか(愛知から11名参加)
田の原駐車場の北東側で、各班にわかれて雪庇を掘り、積雪の断面観察をしようとしていたときだった。 ｢雪崩だ!｣ 私たちが斜面に入り、積雪を掘り、ブロックを下へ投げ落とすその衝撃が、面発生表層雪崩を引き起こしたのだった。この雪崩に流され、ザイルで止まり事なきを得た人も3名いた。私の班は遠い位置で作業をしていたので、残念ながらその瞬間は見れなかったが、雪崩れた後の斜面の状態、破断面の形などが観察でき、また巻き込まれた人、直接見た人の話も聞けた。
夜の講師講習では、斜面上に積もった雪の安定度は・傾斜角度・弱層の剪断強度・上載積雪の荷重などを総合的に判断する必要があること、それを指数で表すやり方と測定法について話を聞いた。受講生は、雪崩と雪に関する、新田先生（信州大）の話を聞いた。
受講生、講師、事務局あわせて70名余の参加だった。愛知の参加については「今後、どういう形でやっていくか、また相談しましょう」
といっていただいた。