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Iさん/Hiro
Nori と、「5月末に、富士山に滑りにいこう」と構想していたら、一緒にいけそうなメンバーがだんだん増えてきた。そのうちの1人が、ゲレンデは上手いけど山スキーはしたことがない、というので、一度体験してみよう、と御岳に向かった。
御岳ロープウェースキー場から登る。私はシール登高だが、彼は板をザックに付け、さらにスキー靴をザックの中に入れている。重そうである。
樹林限界を越えた8合目小屋付近で、雪訓を一通り行おうとするが、前夜の雨と、高い気温で雪はグサグサ。アイゼンに至っては1〜2歩歩いただけで団子になる始末で、早々に切り上げる。
さらに1ピッチ登り、contour2650ぐらいから滑る。ザラメ雪のところは快適に板を回せるが、新雪が雨で締まったところは滑りにくい。彼の滑りは、初山スキーとは思えないほど上手い。やはり、ゲレンデで上手な人は、すぐに山の滑りも上手くなるだろう。
樹林帯は、トレースが錯綜しており、今回は、ゲレンデ上部中央、東屋のあたりに出た。14:30には駐車場まで滑り降りた。