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--- I shall return ! ---

富士宮口〜富士山
2001/5/25夜〜26

Hさん、Oさん、Hiro

5月25日 名古屋(21:00)−富士宮口新5合目駐車場(25:00)

名古屋曇、富士市付近小雨、途中霧。どうなることかと思ったが、霧を抜けると満天の星空。天の川、さそり座、北斗七星…。が、結構寒くて、流れ星を見るために粘る気にはなれなかった。

六合目から見上げる黒い斜面 5月26日 晴 駐車場(7:25)−六合目(8:30前後)−六号五勺(9:10〜30)−七合目(10:10〜)−六号五勺(11:10前後)−休憩(12:00〜)−駐車場(12:30)−名古屋

明け方にかけて風が強まり、ダンロップのフライがかなりあおられる。駐車場で、Hiroの大学の後輩Nくんに出会う。

下から見上げると、どこまでも黒い山肌に、モチベーションがかなり下がるが、他のパーティーを横目でながめると、板を担いでいるので、残雪があることを信じて、出発する。出だしに、チンケな雪渓があるのみで、あとは、砂漠を歩くようなジグザグ道が続く。風が強く、板にかかる風圧がすごい。それと、砂埃。油断していると、口に入ってくる。右側へ回り込むと、壊れた小屋があり、上部が少し見えてきた。あまりにショボイ感じ、そして果てしない登りが待っている。3人ともしばし立ち止まる。このとき、誰かが『降りよう』と言ったら、間違いなく下山していただろう。

その時、スキーを担いだ人が1人降りてきた。上の様子を聞くと、『ここから見える(下から)1つ目と2つ目の雪渓を滑ってきた。3つ目(見えない)雪渓が上まで続いているが、風が強いので降りてきた。』とのこと。ザックを降ろして休憩し、とりあえず上へ向かって登り始める。

六号五勺の小屋、ここが1つ目の雪渓の最上部にあたる。少しとはいえ、雪が出てきたので、ちょっとだけモチベーションが回復した(?)。
風に耐えながらのジグザグの登りが続く。ただ、ひたすら。
七合目の小屋にたどり着く。驚いたことに、子連れのパーティーがいた(さすがに、ここから降りていた)。2つ目の雪渓の上部に『8合目』の、大きな看板が見えた。

七合目から滑るOさん ここから滑ることとする。Hさん、Oさんはボード、Hiroは山スキーだ。雪面は、雨や日照などで、不規則に大きく波打っており、さらに小石が多く載っていて、滑りにくいことこの上ない。ガリガリいわせながら滑る。

(下から数えて)2つ目、1つ目の雪渓を滑り終えると、砂漠地帯の下り。足元から砂埃が舞い上がる。Hさんは、ゴーグルをしたそうだ。

出だしの雪渓まで降りてきた。行きに、チンケ、と思ったこの雪渓が、立派なデザートに見える。ゆっくり準備した後、あっという間に滑り降りた。

というわけで、Hiro初の富士山大滑降(?)は、七合目からでありました。次回は、もうちょっと情報を収集して、頂上から駐車場まで滑りたいです。


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1st Updated : 2001/5/27
2nd Updated ; 2001/7/27