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救助訓練(埋没体験会?)

中央アルプス
千畳敷
1992/3/29

Hiro ほか(計19名)

現地は気温+3〜5℃、視界数十mで、前夜からの雪が降り続く中での訓練となりました。積雪の断面観察、弱層テスト(ハンドテスト)、埋没体験、ゾーンディーレン、スカッフ&コールなどについて説明と実技を行い、積雪・気象条件を考えて搬出訓練は行いませんでした。

今回の特色として、搬出訓練をやめた分の時間を埋没体験の充実(?)に向け、今まで埋められたことの無い人は全員参加して(埋まって)もらいました。
埋没は強烈な体験となり、『二度と埋まりたくない→遭難の怖さが身に染みてわかった』といった感想が、多くの参加者から出されました。
これに対しコーチ陣からは『その気持ちをもとに、事故を起こさないための研究・訓練を積み重ねてほしい』『今日の一つ一つの訓練を、流れの中で理解し、有機的に繋げてゆければ…』といったアドバイスがありました。


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The Original : RA No.224, 1992/4/24
1st Updated : 2002/1/11