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中央アルプス
東横川
1994/8/28

Tさん、Kさん/Hiro

8月28日 晴 名古屋(4:45)−菅の台(7:00)−しらび平(7:55〜8:10)−西横川分岐(8:30)−休憩(9:07〜27)−休憩(10:37〜50)−休憩(11:43〜12:05)−長谷部新道(12:21)−千畳敷(13:20)

菅の台に着くと、バス停には長蛇の列ができており、どうなることかと思われたが、臨時バスが後から後から来るので、一安心。しらび平で足ごしらえをする。Hiroは、本年購入の渓流足袋を履いてみる。ちなみに、それまではフェルトわらじであった。渓流足袋は、釣りで使ったことはあったが、山の沢登りで使うのは初めてである。Tさん、Kさんの2人はポリプロわらじである。

しらび平から車道を少し戻って入渓。Hiroがトップ、Kさん、Tさんの順に歩き始める。注意してみていると、所々湿った足跡があり、先行パーティーがあるようだ。

東横川に入ると、すぐに20m末広がりの滑滝だ。一発目なので、慎重に右岸を巻こうとするが、かえっていやらしく、10mも登ってから、あきらめて降りる。結局、Tさんトップで、滝の中央部、水流の左脇を登る。ホールド・スタンスともにしっかりしており、ザイルは出さなかった。いま思うと、朝一番目の滝でもあり、ザイルを出したほうが良かったかもしれない。滝の上に、錆びたハーケンがあった。しばらく小滝、小滑滝が続く。

登山体系の10mの滝(?)に着く。水流は向かって右側、この夏の渇水で、かなり減っているようだ。Hiroトップで、水流中にホールド・スタンスを求めながら、ノーザイルで終了。これなら登れると判断して、Kさん、Tさんに声をかける。Kさんは、身長の差からか、苦労している様子。Hiroが、上からシュリンゲをたらし、Tさんが下から指示を出す。Kさんは、しばらく頑張っていたが、スリップ。下にいたTさんが止める。怪我はなかったが、前歯が少し欠けている様子。とにかく滝の上なので、少し歩いてゴーロ帯に入ってからザックを降ろす。Kさんは墜ちたショックより「こんなところで墜ちて悔しい、岩と沢は違う、難しい」と言い、精神的には大丈夫のようだ。4〜5分休んで出発する。

二俣を左にとり、いわゆる核心部となる。アンチョコではゴルジュ印だが、ゴルジュというよりも側壁といった感じで、概ね左岸から登る。20mの滝は、左岸水流沿いにガバホールド、ただし岩がもろく剥がれそうだ。Tさん、Kさんは調子が出てきたのかペースが上がる。Hiroは、渓流足袋になれていないので、足首が安定しない感じがして、遅れ気味。

上の巨岩を越え、二俣状のところで休憩。トリカブトの花がきれいだ。少しガスが出てくる。

長谷部新道をKさんが見つける。靴を履き替える。

千畳敷着。ビールで乾杯。


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The Original : 1994/9/13
1995/1/21
1st Updated : 2001/11/25