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北アルプス
立山室堂−奥大日岳、雄山
1997/4/25夜〜28

Hiro、Mさん、Nさん、Sさん

4月25日 名古屋(22:15)−扇沢

Hiroがいびきをかいて寝ているうちに、約3時間半で扇沢着。

4月26日 扇沢(7:30)−黒四ダム−室堂(9:10〜30)−雷鳥平BC(10:10〜11:30)−雷鳥沢−別山乗越(13:30〜14:10)−BC(15:10)

朝一番のトロリーバスに乗り室堂へ。無風快晴で、サングラス、日焼け止めクリームは欠かせない。

BC設営後、雷鳥沢をツボ足で登り別山乗越へ。剣岳がよく見え、遠くに白馬、雪倉、朝日も見える。

アイゼン歩行の練習をすこしして、別山ピークへは行かずに下山。靴裏に雪ダンゴがかなり付くので、稜線からすこし下りたところでアイゼンをはずす。

夕食は、まあぼ豆腐、ニラの切りかたに個性があらわれる。Sさんは、ヘールホップ彗星を撮るためカメラ・三脚を用意して20:00頃までねばる。

4月27日 BC(6:30)−奥大日岳(9:00〜30)−BC(11:25)

奥大日を見上げる(27-iv-1997,Hiro撮影)
奥大日を見上げる

4:00起床のはずが、20分寝坊する。今日も快晴。計画では立山の主峰雄山アタックの日だが、明日の天気との兼ねあいで第一目標の奥大日岳へ出発する。

途中でメンバーのアイゼンのサイズを調整する。

奥大日への稜線は雪庇が大きく出ており、トレースは端から5m程離れている。ピークから振り返るとそのトレースも雪庇の上であった。帰りはさらに3m離れて歩く。

日ざしは強く、長袖服の上からでも肌がじりじりと痛い。BCに着くとやることもなく、Mさんはマットをひいて、傘をさして、それでも暑くてタオルを顔にのせてお昼寝、Sさんは湯ざましを作り、雪で冷やして水割りをちびちびと、NさんとHiroは地獄谷見物へ出かける。

みくりが池までは一般ツアーの人も多いが、その中のとあるおじさんの、現場労働で鍛えたとおぼしき赤銅色の顔を見ると、「日焼けが痛い」といっている我々は鍛えかたが足りないということか、と思う。

夕食はビーフシチュー。明日の天気は悪そうである。

奥大日岳からの大日岳方面(27-iv-1997,Hiro撮影)
奥大日岳からの大日岳方面

4月28日 BC(6:20)−室堂(7:30〜50)−一の越(9:00)−雄山−室堂(12:30)−扇沢−名古屋

雨が降る前にすべて撤収して室堂へ。コインロッカーにシュラフ、テントなどを置き、アタック装備で出発。曇天のせいか、ライチョウをよく見る。一の越についた頃には雪が降り出して、風もそこそこ吹いてくる。雄山の頂上は視界悪く、早々に下山。LとM一名で下りの恐怖感緩和にコンテで一の越までザイルを結ぶ。みぞれの中を室堂へ下山。

ターミナルは大混雑だったが、順序よく乗継いで扇沢着。大町温泉郷で温泉に入るが、痛くて湯舟につかれない。ただし、Nさんは痛みをおして全種類の湯に入ったそうである。帰りもMさんにすべて運転して頂いた(ありがとうございました)。


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The Original : 1997/5
1st Updated : 2001/3/4