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八ヶ岳
高見石−赤岳−編笠山
1998/5/2〜5

Hiro、Kさん、Nさん、Yさん

5/2 名古屋(7:10)−茅野−渋の湯(11:00〜30)−高見石小屋(14:25〜30)−黒百合ヒュッテC1(16:40)

渋の湯出発時は曇り。雪は、稜線の樹林のかげにほんの少し残っているだけ。中山への登り途中から雨。黒百合の天場は石が少なく、ペグを持たない我々にはつらい。

5/3 C1(9:15)−天狗岳(10:45〜11:00)−夏沢峠山彦荘H2(12:15)

風雨。計画では赤岳天望荘までの縦走だが、天気待ちの後「行ければ硫黄岳山荘まで」と出発する。まとまった雪は、天狗岳の手前で長さ20mほどあったのみ。かなり風にあおられ、夏沢峠で小屋に入る

5/4 H2(5:30)−硫黄岳(6:30〜45)−横岳(7:45〜8:00)−日ノ岳の下り(9:00)−赤岳頂上小屋(10:22〜45)−キレット小屋(13:10)−権現小屋(15:45〜16:00)−青年小屋C3(17:20)

快晴。日ノ岳の下り、残雪上でメンバーが滑落。ピッケルは持っていたが、滑落停止体勢にはいれず、約10m下の鎖場の支柱にあたり、止まる。幸い身体に外傷はなく歩行に支障なし、山行を続行する。

赤岳頂上では天候・時間・体調など充分と判断して縦走を続ける。

キレットのガレ場の下りは、ペースはあがらない。キレット小屋では、先へ進めるかここで張るかを協議したが、先へ進めることとした。
源治ばしごの手前で、一ヵ所シュリンゲでメンバー一名を確保する。

キレット小屋への下り

5/5 C3(6:30)−編笠山(7:10〜30)−グリ−ンロッジ(10:05)−小淵沢−名古屋

 

反省(滑落に関して)

・全山の夏山状態に気のゆるみがあった

・残雪の手前で、一旦パーティーとして止まったが、意志統一を図ることなくぞろぞろと動き出している。現場でのリーダー(Hiroです)の指示不足が大きい

・鎖場の支柱からザイルも垂らしてあったが、それを利用する指示も出していない


Copyright (C) 2001 Hiro All Rights Reserved.
The Original : 1998/5/22
1st Updated : 2001/2/23
2nd Updated : 2001/3/31