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救助訓練

鈴鹿
御在所岳 裏道・藤内小屋前
1999/6/27

Hiro ほか(約60名)

天気が悪いことは、最初からわかっていた。最初は小雨だった。

3パーティーに分かれ、始めにドラッグ法・ザイルやザックを用いた背負い搬送などをパーティーごとに練習した。新しく、ザイルで長めのループ(胸から足に届くくらい)を作り、負傷者の尻・背中・脇の下にかかるように、背負うやり方を教えてもらった。

次に、藤内小屋の左側の岩で、負傷者をザイルで確保しての滑車を用いた引き上げ(1/4ステム)を行った。私は、岩の上部で滑車と登高器(いわゆるユマール)のセッティングをさせてもらった。引っ張る人を見ていると、理論上1/4の力で済むとはいえ、摩擦などでかなり大変そうだった。

このころ土砂降りになり、雷も鳴った。Hさんは、タバコを濡らしてしまっていた。

続いて、負傷者を背負っての懸垂下降を行った。私は、やはり岩の上部で、バックアップ用ザイルでの確保を担当した。見ているとかなり危なっかしく、実際事故が起こったとき安心して任せられる人は、なかなかいないのではないかと思った。

雨も小降りになってきたので、2パーティーに組み直し、ザイル担架による搬送を行った。担架を持つ人数について、今まで自信を持てなかったが、片側3人ずつが良いようだった。片側4人では、足元が見えないので歩きづらいようだ。

最後、感想・講評を述べあうころに、雨もようやくあがった。


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The Original : 1999/8
1st Updated : 2001/3/4