百寺巡礼(北陸)

  第11番 新巻山 真宗大谷派 阿岸本誓寺
 
       
  阿岸本誓寺は外海からほど近い奥能登の門前町にある。海岸に沿ってゆくと、のどかな田園風景
 のなかに、わが国三大茅葺きの本堂が見えてくる。境内に入ると日本の原風景を思わせ、懐かしさ
 を感じさせる。堂々とした茅葺屋根と背後の森林とよく調和して美しさを誇っている。

 第12番 金栄山 日蓮宗本山 妙成

             
       海から見える五重搭               本堂
  羽咋の町から海岸沿いに進むと、田園風景の中に長い相輪と五重搭が見えてくる。
 当山は北陸に於ける日蓮宗の本山である。伽藍は、創建当時の面影をそのままに伝えている。
 境内の高台にそびえる五重搭は物見の搭の役目も果たしたという。気多大社の高台から見る五重搭
 と海の風景がよい。

 第13番 自生山 真言宗別格本山 那谷寺

           
       奇岩遊仙境。この寺の本尊                 本堂
 この寺の本尊は千手観世音菩薩を安置している。本堂は京都、清水寺と同じ工法で造られた拝殿。
  第14番 東香山 曹洞宗 大乗寺
 
          
     山門に通じる参道                       仏殿 (国の重要文化財)
 金沢市が一望できる野田山の中腹に大乗寺の伽藍がある。(熊に注意の看板があった)
境内は苔の絨毯と巨木に抱かれ、その中で雲水たちは、休むこと無く修行に励む。曹洞宗第二の本山
といわれ、修行の規律は厳しい。華々しい観光寺院でなく、悩みや不安抱えた多くの人々が、救いと希望
を求めて、開かれた門戸をくぐり抜ける。(百寺巡礼より)・・・山門に入ったときに規則の厳しさを感じました。
唐様の須弥壇に釈迦如来像を中心に釈迦三尊が祀られている。

  第15番 高岡山 曹洞宗 瑞龍寺

      
      仏殿                                                                          
                                 
          
      山門                                      回廊
 伽藍は、鎌倉時代広くわが国にもたらされた中国の寺院建築を模して建立されたもので、総門・山門・仏殿・法堂を一直線に
配列し、左右に禅堂と大庫裏を置き、加えて四周を回廊で結ぶなど、厳粛且つ整然たる伽藍構成である。
 山門には金剛力士像を安置し,楼上には釈迦如来、十六羅漢を祀っている。
 
 第16番 杉谷山 真宗大谷派 瑞泉寺

      
                                       本堂
   

 第17番 吉祥山 曹洞宗大本山 永平寺

 永平寺は、今から760年前の1244年道元禅師よって開かれた座禅修業の道場です。境内は三方
を山に囲まれた深山幽谷の地に大小70余りの建物が並んでいます。今も雲水達が修行に明け暮れて
います。

      
                                                   鐘楼
 第18番 吉崎御坊

     
                                               本堂
               
       北潟湖                                    蓮如の銅像

 第19番 棡山 真言宗御室派 明通寺
 
        
       本堂と三重塔                                            山門

 第20番 霊応山 天台宗 神宮寺

         
      山門                             本堂
    
    東大寺にある若狭井は誰も見ることができないが、ここでは誰でも自由に聖なる清水を味わえる。

 全国でも珍しい神仏共存のある寺である。正面には「しめな」が掛けられ、ここは寺でありながら神域でもある。
 東大寺の「お水送り」の寺としても有名であります。
 二回ほど訪ねましたが本堂で寺の歴史、仏像などを詳しく説明して下さいます。
  番外 曹洞宗大本山 総持寺祖院
 
      
                                          山門
 阿岸本誓寺から249号線を輪島市に向かって行くと、寺が見えてくる。私は九月末に訪ねました、そのときは写真のように萩が見ごろでした。萩寺といってもよいくらい綺麗だった。



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