認知症の原因(リンク)


平成21年12月11日UP
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認知症を理解する 厚生労働省
アルツハイマー型認知症
脳内で特殊なタンパク質異常が起こり、脳内のニューロン・シナプスが脱落していきます。
脳内の神経細胞がどんどん壊れ、脳が次第に萎縮していき、知能、身体全体の機能も衰えて
いきます。
脳血管性認知症 めまいや痺れ、言語障
害、知的能力の低下
などにはムラがあり、
記憶力が低下している
一方で理解力や判断
力、人格はしっかりと
保たれている
脳梗塞や脳出血など、脳の血管障害によって起こる認知症を「脳血管性認知症」といいます。
この原因として最も多いのは、小さい脳梗塞が多発する「多発性ラクナ梗塞」です。脳梗塞とは
脳の血管が詰まり、脳の組織が死んでしまう病気ですが、小さい梗塞巣が1つ2つあるぐらいで
は症状も現れません。しかし、小さい梗塞巣が多発すると徐々に脳の機能が低下して、認知症
や運動の障害が出現してしまうのです。この基礎疾患として糖尿病や高脂血症、高血圧などの
いわゆる「生活習慣病」が存在します。脳血管性認知症は脳血管障害の発作に伴って発症す
るため、発作が繰り返されるたびに病状が段階的に悪化していくという経過を辿ります。障害さ
れた部位によって症状が異なるため、・・・といった「まだら認知症」がみられるのも特徴です。ま
た、脳血流の循環不全を伴うことから、認知症の症状が日内および日間で大きく変動します。
原疾患である脳血管障害に対する早期治療とリハビリを行えば、認知症の症状をある一定の
ところで抑えることも可能です。
      
レビー小体型認知症 幻覚、特に幻視・錯視
が現れる
老年期に認知症を呈する病気の一つで
男性は女性の約2倍
はっきりした理由もな
しにうまく歩けなくなっ
てきて、認知症や尿失
禁といった症状を伴っ
てくる場合