クエン酸は神薬です
酢の健康法 長田正松著 (栄養士) ハート出版 平成5年1月30日
詳しくは書籍をご覧下さい。
病気の原因は酸性体質
疲れとは、細胞にゴミ(L乳酸)がたまること
エネルギーはクエン酸サイクルでしか作られない。脂肪や蛋白質もクエン酸サイクルに入ってエネルギー
化する。
L乳酸(別名肉乳酸)
D乳酸(一般にいう乳酸)
クエン酸サイクルの図
ブドウ糖
↓
焦性ブドウ酸
↓
オキザロ酢酸 ←
↓↑ ↓↑
L乳酸 クエン酸
↓↑
イソクエン酸 →
●焦性ブドウ酸がオキザロ酢酸に取り込まれるためには酸素とビタミンB1が必要だが特に
酸素が必要。
●労働をしているときはクエン酸サイクルが激しく回転するが、酸素の供給が間に合わないと
焦性ブドウ酸はキザロ酢酸に取り込まれずL乳酸となり細胞にたまる。
●休息していると酸素の供給も充分なのでオキザロ酢酸は焦性ブドウ酸を取り込み、たまって
いたL乳酸が焦性ブドウ酸になる。それが又、オキザロ酢酸に取り込まれクエン酸となって
クエン酸サイクルを廻しながら燃やされていく。こうして次から次へとL乳酸は燃やされていき、
そして疲労は消えていく。
●又細胞のほうでもたまっているゴミを速く消すために血液の中へ排泄して、血液は乳酸酸性
になるが、腎臓からどんどん排泄され、こうして速やかに疲労が回復する。
治療の第一歩は、いたんでいる個所に血液を充分補給すること
血液が乳酸で酸性に傾くと、血液の粘性が増し、ネバネバした血液となり抹消血管の抵抗が
多くなり、抹消血管は赤血球がやっと1個通れるかどうかの広さしかなく、赤血球の変形態し、
なんとか通過するが、通過速度は遅くなり酸素の供給が不十分となる。つまり、クエン酸サイ
クルが不十分となる。
クエン酸が悪循環を断ちきる。
クエン酸は胃までは酸として働き、腸で中和されクエン酸ソーダとなり腸から吸収され,血流
に乗って全身をめぐり、各細胞に吸収される。吸収されたクエン酸ソーダは直ちに酸素の働き
でクエン酸になり、1部はオキザロ酢酸になり他は自動的にクエン酸サイクルを廻す。それが
又オキザロ酢酸に取り込まれクエン酸となってクエン酸サイクルを廻す。
こうして次から次へとL乳酸はクエン酸サイクルに入って燃やされ、やがてL乳酸は消失し、
血液は弱アルカリ性に戻り悪循環は断ちきられる。
クエン酸ソーダ
輸血は必ずクエン酸ソーダを2ccくらい入れ、血液の凝固を押さえ血液が非常に流れやすく
する作用がある。
コメント
著書の体験談はほとんどの症状のものがよせられている。又著者はクエン酸内服を薦めて
いるが、理論は難解であるが、要は、日常的にクエン酸を含む食べ物を自然に摂ることが
必要であると言うことと思う。。
「別の健康雑誌からの抜粋」
クエン酸を多く含む食べ物
柑橘類に顕著な酸味成分です。
一般的にクエン酸の効能とされるもの
@ 乳酸の生成を抑制し、疲労の回復、肩こりや筋肉痛の防止、神経疲労の予防、肝臓病
の改善に有効。
A 体液を弱アルカリ性に保ち、各種の病気を予防する。
クエン酸を多く含む果実
温州みかん 夏みかん レモン グレープフルーツ もも 西洋なし うめ
パイナップル メロン いちご キーウィ
効果的なとり方
米酢、りんご酢など食酢を利用した酢のものなどひんぱんに食べるとよい。また、夏みかんなど
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