003 編み目記号について


今回は、編物の本に編み方と称して表している、編み目記号について、おしゃべりしちゃいます。

これは、知らない人にとっては暗号みたいで、全くわかりませんよね^^;
でも、これが解読(笑)できるようになれば、便利なんですよ。

ちなみに、この記号は万国共通ではなく、日本独自のものなんですよ。
すごいですね^^v
外国の編物本では編み方が記号ではなく、言葉で書いてあったりします。

さて・・・本題に戻りますと・・・

編み目記号は日本工業規格、いわゆるJ I S 記号と呼ばれていますが、工業標準化法によって、
定められたものなんです。

日本工業規格…JAPANESE INDUSTRIAL STANDAD の頭文字をとって、J I S なんですね^^

ちなみに現在の編目J I S記号の数はかぎ針編のものは13種(記号数40)あります。

でもって、この記号ですが、注意しなくてはならないのは、
編目の組織の記号であって、技法の説明ではないということなんです!

簡単にいうと・・・
この編目記号は、編地を表から見た時の記号なんです。

な〜〜んだ、そんなこと?
と、思われるかもしれませんが、編物は常に表を見て編んでいるわけではないんです。

ぐるぐると編んでいく輪編みなら問題ありませんが、往復編みといって端までいったら、
編地をひっくり返して、裏から編む場合もあるわけなんです。
そうすると、裏から編む時は、表から見た時にその編目記号になるように編まなければならないわけなんです。

ちょっと、ややこしいことを言いましたが、ここでは編目記号は、編地を表から見た記号!
と覚えておいてくださいね^^;

あみぐるみによく使われる細編みや長編み、鎖編みなどは表も裏もありませんので、
最初はあまり気にしなくてもいいかと思います^^;

ここでは、たくさんの編目記号を紹介することはできませんので、あみぐるみによく使われるであろう、記号を
ご紹介しようと思います。

ややこしい、
説明でごめん><。

鎖編目(くさりあみめ) かぎ針編みの基本中の基本の編目です。
引抜き編目(ひきぬきあみめ) 編目と編目をつなぐときなどに使います。
細編目(こまあみめ)←ほそあみではありませんよ^^; あみぐるみを編む時によく使われます。
細編み2目編み入れる(こまあみにめあみいれる) 編目を増やす場合に使います。
細編み2目一度(こまあみにめいちど) 編目を減らす場合に使います。
中長編目(ちゅうながあみめ) ん〜〜時々使うかな〜?w
長編目(ながあみめ) あみぐるみのお洋服を編んだりするときなどに使います。


 編み目の高さと立ち上がりについて

立ち上がりの目とは、各段を編み始めるときに、その段の目の高さを鎖目で編んだ目のことです。

細編み目は立ち上がりの目を1目とは数えませんが、中長編み、長編みなどは1目と数えます。

なんだか、ややこしいですが、最初は記号図をよく見て編んでいけば大丈夫です^^;


●編目の高さと鎖編みの目数について

引抜き編目
細編目 立ち上がりは鎖1目となりますが、
この立ち上がりの目は1目とはなりません。
中長編目 立ち上がりは鎖2目です。
立ち上がり目を1目と数えます。
長編目 立ち上がりは鎖3目です。
立ち上がりを1目と数えます。

だいたい、これくらい知っておけばあみぐるみは編めます。あとはおいおい覚えていきましょう♪

さて・・・今回はちょっとややこしかったですね><。
でも、編み図はすべてこの記号を使って書かれていますので、覚えておきましょうね^^; 

これ・・・絶対にテストに出るから( ̄▽ ̄)ウフフ・・・



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