心臓病の初期段階では、アビーのように、無症状、ということが多く、
飼い主さんが気づくような兆候がみられるのは、
心臓病がかなり進行した状況である可能性があります。
すぐ獣医さんに行かれることをおすすめします。
チェックするポイント
咳
飼い主さんが気づきやすい心臓病の兆候は、咳と腹水です。
咳は、はじめは、寝静まった頃に出やすいそうです。
というのは、寝る姿勢は肺に負担がかかるから、だそうです。
下を向いて、カッカッ、ゲエゲエと何か吐き出すような感じの咳を
していないか、日ごろ気をつけてあげて下さい。
ただ、小型犬の場合は、気管の病気からくる咳も多いので、
診察を受ける際には、どういう咳のしかたをするか?
いつから咳が出始めたか?どういう時間帯に多く咳をするか?など、
要点をまとめておきましょう。
腹水
腹水というのは、文字通り、おなかに水が溜まってくることです。
おなかをさわって、いつもより膨れていないかをチェックします。
運動を嫌がっていないか?
運動すると咳が出て、運動をやめると止まる。
散歩や運動を嫌がって座り込んだりしていないですか?
失神したりしないか?
心臓病の失神というのは、失神がみられるようになったはじめのころは、
失神して数秒後には意識が回復するそうです。
他の原因でも失神はあるので、その前後の状況を獣医さんに伝えましょう。
元気はあるか?
子犬の場合、元気がなかったり、
成長期でありながら、体があまり大きくならない、小さいままだ、という場合
もしかしたら心臓病かもしれません。
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