参考書および問題集


試験勉強において参考書や問題集は非常に重要です。
行政書士試験用の本もたくさん出版されており、どれにしようか迷ってしまいます。
ここでは、参考のためにどんなものがいいか私個人の感想を述べます。
といっても、全部買って使ったわけではなく本屋で立ち読みしたのが多いです。


ただ、万人にとって最良の本というのはないと思います。
1人1人が性格や好み、現在の知識量も違うのであたりまえですね。
一般に評判がいいものでも人によっては使いにくかったり、その逆もあります。
結局は立ち読みして自分がよいと思うものを選べばいいと思います。
大事なのはその後で自分で選んだ本を最後まで使いこなすこと、ですね。

私は幸いにして公務員試験に合格し、現在は研究職として働いていますが、
同期の人たちの話を聞いても使った勉強方法や使った本は人それぞれです。
公務員試験用にもいろいろな対策本が出版されていて、私が最初に使ったのは
某有名通信講座ですが、解説がわかりにくくて途中でやめました。
しかし、同期の中にはそれを最後まで使って合格した人もいます。
(通信講座は申し込む前に中身が見えないという欠点がありますね)
結局のところ使う人しだいであって、本の出来がよかろうが悪かろうが
しっかり勉強すれば合格はできるはずです。

予備校にいっている人は予備校で使っているテキストが最良だと思います。
テキストに従って講義をするので、テキストが理解しやすいはず。


問題集
まず過去問は必要です。その後は予想問題集ですが、余裕があれば
やってもいいかも。

書籍名 出版社 感想
出る順 行政書士
ウォーク問 本試験問題集
LEC 小型サイズで使いやすい。値段も手頃。法令編と一般教養編に分かれている。
過去問を項目別に編集してある。
解説はやや省略気味。問題を解くには不足しない程度だが+αの知識を得るには物足りないと思う。ただし、実際の試験はこれくらいの根拠で正誤を判断しないと時間が足りなくなるので実践的といえる。
私はこれを使っている。
なにがなんでも合格
行政書士 過去問
早稲田経営出版 解説が非常に詳しい。1問毎にポイントが整理されているのでじっくり勉強するにはこの本がいい。ただし5冊に分かれており、全体的に高め。特に一般教養は3800円と高すぎる印象がある。また、この本は大きな書店にいかないと手に入らない。通販もできるはずだが、やはり自分の目で確認すべき。
 私がウォーク問を買った後にこのシリーズの今年度版が出版されたので購入はしなかったが、この本にしてもよかったなーと思っている。
行政書士過去問350題(法令編)
行政書士過去問300題(一般教養編)
法学書院 出版社系ではいちばんメジャーな問題集らしい。軽く立ち読みした程度だが、あまり魅力を感じなかった。オーソドックスではある。
行政書士合格レベル問題
法令編、一般教養編
社会情勢編
DAI−X出版 オリジナル問題のようだ。傾向は本番によく似ていると思う。一部過去問からの抜粋があるかもしれないが確認はしていない。社会情勢編という1冊は他のシリーズにはないので、この1冊はやっておくといい。
行政書士完全基礎攻略問題集 成美堂出版 父が受験したときに使っていた問題集で、もらった。5択ではなく、過去問の肢を1つづつ分解してある。左ページに本文、右ページに正誤とその理由が書いてある。基礎力養成向けかな?法令と教養が合わせて1冊になっており、それでも1600円と手頃な価格がうれしい。ただし、本試験はあくまで5択なので、この問題集だけでは不安だ。



基本書
過去問中心とはいっても、体系的な理解に基本書は必須。
内容は同じはずだが、説明の文章が本によってかなり違うので自分にとって
親しみやすいものを選ぶといいと思います。

書籍名 出版社 感想
出る順 行政書士
合格基本書
入門編 一般教養編
法令編1、2
LEC 4冊あるが、最初の入門編は何のためにあるのかわからない。法令編1、2と一般教養編で事足りると思う。2色刷で図も多く、理解しやすいと思った。
なにがなんでも合格
行政書士
早稲田経営出版 これも5冊に分かれている。相変わらず高い。しかし合格のためと思えばこれくらいの出費は仕方ないかもしれない。立ち読みしただけだが、5冊の出来に随分ばらつきがある。民法は平易な説明でわかりやすかったが、行政法はわかりにくかった。5冊そろえなくても自分が必要と思う科目だけ買うのもいいかな。
 この本も大きな書店に行かないとおいてない。
予備校いらずの試験対策
行政書士
三修社 コンパクトサイズで分厚い本。語りかけるような口調で、いままでみた本の中ではいちばん理解しやすいと思った。民法の例などで信長、秀吉、家康が登場するのは何か意図があるのか不明だ。
合格うかるぞ行政書士 週刊住宅新聞社 どこの本屋でもよく見かけるメジャーな本。これもオーソドックスで可もなく不可もなくという気がした。


その他参考書
基本的には問題集と基本書で何とかなりますが、科目によっては(特に行政法や民法)、これら
だけでは理解が不十分なこともあります。また、得点を確実にするためにより深く理解しておきたいと
考えることもあるとでしょう。そんなときのプラスアルファとして役に立ちそうなものを紹介します。

書籍名 出版社 感想
はじめて学ぶプロゼミ行政法 実務教育出版 これは公務員試験対策の本ですが、行政書士試験にも向いていると思います。(もともと行政書士試験は公務員試験に似ている)筆者の石川敏行 は行政書士試験の試験委員でもあります。内容はその名の通り行政法の入門書です。
行政書士SUCCESS
(イチ押し!)
早稲田経営出版 早稲田セミナーから出版されている月刊誌です。7月号からでており、今のところ9月号までがある。早稲田セミナーは全体的に高いがこの雑誌は安い。(たしか600円)
 内容は充実しており、月刊誌の強みを活かして時事問題にも取り組んでいる。誌上講義というのもあり(それがメインだが)、メインの講師が執筆している。比較的平易な口調で説明しており、わかりやすい。いちどは読んでおきたい。
口語民法改訂版 自由国民社 民法の条文が載っており、その後ろにわかりやすい解説がある。これを全部やる必要はないが、疑問があったときは参考になる。巻末に3日でわかる民法というコーナーがあり、まずはここを読みましょう。

写真は改訂前のものです。現在発売中のものは若干表紙が異なるので注意してください。