1.過去問に始まり、過去問に終わる。
ほとんどすべての資格試験において過去問は最も重要です。なぜなら繰り返し同じような問題が出題されるからです。試験のたびに出題内容や傾向が変わっていては、年によって合格者の知識や技能に著しい差が生じてしまいます。それでは資格試験といえません。難易度や傾向に多少の変化はあっても、前年とまったく違う問題がでるはずありません。
いまだに「過去と同じ問題がでるわけがない。」などと言う人はいないはずです。実際、試験問題の多くは過去問の焼き直しです。法改正や時事は時代によって異なりますが、おおよそ問われる事項は共通しています。逆をいえば、過去問を解くことによって
(1)出題内容、(2)出題傾向を知ることができます。このことによって試験に出題されやすい箇所を重点的に勉強することができます。そして、多くの受験生は既にこのことを知っているはずです。本番直前になって力試しに初めて過去問を解くのは間違っています。力試しをして「これではダメだ!」とわかっても、もう時間がありません。過去問は勉強を始めたらすぐに解き始めるのが最も効率的です。また、
過去問を解くことで現在の自分の理解、知識の程度を確認することができます。自分を知って初めて対策ができるので、このことは非常に重要です。ちなみに勉強を始めたばかりで過去問が解けないのは当然です。最初はあくまで出題範囲と傾向を知ることです。そして、そこから戦略を立てます。
孫子の兵法に
「敵を知り、己を知れば百戦危うからず。」とありますが、資格試験においてもズバリあてはまります。そして、その手段が過去問です。
2.計画を立ててから実行する。
子どもみたいかもしれませんが、計画を立てるのは重要です。その日のいきあたりばったりで勉強していては、出題範囲が終わる前に試験日がきてしまいます。試験までの長期的計画(1年とか半年とか)を大ざっぱにたて、次に1ヶ月単位、1週間単位と順に細かい計画をたてるといいと思います。あらかじめやることを決めてあれば、その日に何をしよう、などと無駄な労力をつかわないで澄みます。計画より遅れたら(たいてい遅れますが)、「とりもどさなければ」と計画を修正しようとするでしょう。この計画の修正が大事です。あらかじめ予備日をつくっておき、この日に遅れをとりもどすようにするといいと思います。
実は私自身、人生計画がでたらめで反省するところが多々あります。が、受験のために学習計画は立てました。たかが1年やそこらの計画を立てられすはずです。仕事のために計画が狂うこともあるでしょうが、自分の意思次第で修正もできるはずです。
参考までに、かつて私がつくった計画表を紹介します。下のアイコンをクリックしてください。
3.理解してから暗記する。
資格試験は暗記も必要です。そして、暗記する事項は多いはずです。しかし、闇雲に暗記しても点数には結びつきません。というより、おそらくそんなに多くのことを機械的に暗記するのは無理でしょう。得点に結びつくにはやはり覚える事項を「理解」しなれけばいけません。ただ、わからないことは必ずでてきます。(何でも理解できてしまう天才もたまにいますが)そのときは誰かに聞くのがいちばん手っ取り早いのですが、聞く人がいなかったり時間がなかったりします。あまり聞いてばかりいても迷惑ですし。そういうときは、メモしておいてとばすのも重要です。時間がたつと理解できるということはよくあります。試験が終わった後に、「あの問題はこうやれば解ける」とひらめいた経験ありませんか?なので、時間をおいて頭を冷やすのも1つの方法です。わからないことをいつまでも考えるのは時間の無駄です。(ただし、これは試験勉強についての場合です)
4.問題演習を怠らない。
試験で問われることを暗記しても、まだ得点に結びつくかどうかわかりません。実際に問題を解いて練習をする必要があります。ここで再び過去問登場です。ある程度(たとえば単元毎に)理解と暗記がすすんだら、関連箇所の過去問を解いてみましょう。もし、間違っていればどこが違うのかをしっかり理解してから再度覚えます。また、間違った箇所はチェックしておいて、後日解いてみる必要があります。次の日、1週間後、1ヶ月後など、ある程度時間を区切って定期的に解き直すといいでしょう。そして、ただ答えがあっていればいいというわけではなくて、偽の選択肢のどこが間違っているか、どうすれば正しい文章になるかを考えることが重要です。この偽の選択肢の情報から多くの傾向と引っかけのパターンを知ることができます。
5.途中で投げ出さない。
試験は諦めた人から落ちていきます。毎日勉強を続けることは困難ですが、たとえ1日やらない日があったとしても次の日はやりましょう。諦めの悪さが重要だと思います。途中で止めてしまわない方法として、やはり計画を立てることが重要になります。そして、ある程度楽しみながらできるといいですね。そのためには、
試験内容や勉強のことを話せる同志をもつといいと思います。ネット上でもいいですが、実際に会ったことのある人だと更に話しやすいのではないでしょうか。その目的もあって、このホームページを立ち上げているところです。