車載ジャッキの怪?

パジェロエボの後ろ足です。
ロワアームのリブ内(写真の丸内)にジャッキをセットするように説明書に書いてあります。
ところがパンクしてすっかり空気が抜けてしまうと・・・。
リブが邪魔でリブ内に入りません。
この状態でジャッキの頭が2/3程掛かっていますからジャッキの頭の向きに注意すれば、なんとかジャッキアップできます。しかし、御覧のようにロワアームにはスプリング中心地点に穴がありますから危険ですね。
しかし、不幸にしてバーストした場合はもう少しロワアームが下がりそうですから、無理ですね。
古ジャッキのサイズは17cm。
もう少し縮みそうにみえますが、これが限界。
新ジャッキのサイズは16.8cm!?
何が違うかというと、枠内に書いてある型式番号がエボ用の正規は
「NPD−1.5−5」
搭載されていた物は
「NPD−1.5−4」
 原因については「生産ラインで搭載する際に、混入していたのではないか」という説明でした。 これで所定の位置に入るか確認をしていないが、リブの厚みが2mm程なので入るかもしれない。ただし、凸凹のない場所ならば。

余談その1
 はじめてV26のタイヤローテーションを車載ジャッキで行ったときのこと。
貸駐車場にてローテーションが終わり、ジャッキの油圧を抜いて下げようと思ったらジャッキが車重に押されてアスファルトに沈み込んでる!リリースボルトが回せない!。仕方なく車の下に潜りにマイナスドライバーでボルト周りを掘ることに。道路と違ってアスファルトの厚みが薄いのが原因。パジェロが去った後には、くっきりと四角のくぼみが・・・。以来、大きめの板を敷くようにしている。

余談その2
 この件は三菱お客様相談室に電話しディーラーにて確認してもらうように言われ平成13年4月14日に確認した。ディーラのフロントの方は「対策品が無ければ作ってもらいます」と言っていた。あれから2ヶ月強、てっきり対策品を作っているかと思っていたら・・・。載せ間違い!こんなことでなぜ2ヶ月も?こんなものか・・・。