「ホップ スコッチ」
-hopscotch 石蹴り-

宝塚バウホール 10/19〜10/28
日本青年館 11/1〜11/7


久し振りの桂ちゃんの舞台の観劇!気合いを入れて行って参りました。
評判はまちまちで、観た方に聞いても「話がよくわからない、何回か観たらわかったよ」などと聞きながら、でも私にとって宝塚と言うところは、夢の世界とはまたちょっと違いますが、実生活を離れ舞台を楽しみ、桂ちゃんを楽しみ、お友達との再会をもう無条件に楽しむ場なので、いろんな評判は家に置いてでかけました。

面白かったですよ〜、もう単純に(笑)。
桂ちゃんファンと言うこともあるでしょうが、一番桂ちゃんに笑いました。
桂ちゃんの役は、アメリカ陸軍用務局営繕課保全係パリセイド小隊所属。長いですね、舌かみそうです、簡単に言ってしまうと倉庫番(笑)。名前はピーター・ファーガソン。趣味は考古学。
しかし、この趣味は紹介場面があっただけで話とは関係なかった…

マッハの後ろ向き踏み台昇降、ちょっとヒヤヒヤでしたね、足下もみていないので踏み外したらどうしようなんて、いらぬ心配してました。
歌声は「やっぱり大好きだ〜」と実感。伸びの良い癖のない(?)ストレートな歌い方が心地よい。
主題歌も素敵ですね。
6重唱は何を言っているのか、必死に口の動きを見ていましたが、全部はわからず…しかし、お茶会の時に質問で教えてくれたので理解できました。
ここはバーバラと(白羽)喧嘩しているのですが、アッカンベーしたりバーバラにツンツンを腕をつつかれたりして「痛いな〜」って仕草がかわいくて、子供の喧嘩のようでした。

ピーターは純粋な青年だと桂ちゃんも言ってましたが、バーバラが軍用品の払い下げの話を持ちかけ、ピーターは軍に申請を出したけど、なかなか許可が下りない…バーバラに早くしてほしいと言うことをせかされても、許可が下りないからどうにも出来ないと言うところや、6重唱の所でも「何かがちがう」と歌うところ、田舎にいた少年時代の話の所など、その純粋さが出ていたように思いました。

相手役の白羽さんは、同期と言うことでも組みやすかったでしょうね。
キャリアウーマン的な役で、頭も切れてキリッと聡明な感じでした。

バウホールは元々の舞台が大劇にくらべて広くない上に、生バンドが入ったので、奥行きが取られ、セットが半円状のの物がおかれていたので、ダンス場面では狭くて踊りにくそうな感じが残念でした。

新聞記者のバーナード・スタイン(立樹さん)、趣味は絵と言うことで実際に透明な板のキャンパスに絵を描いていましたが、私が観た一回目は青空に白い雲。二回目は雪だるま???
千秋楽ではお客様が読めるように「ありがとう」と書いてあったと聞きましたが、その優しさに感動しました。
入りや出でも優しそうな雰囲気の立樹さんでしたが、役にもいい人の雰囲気が出てました。

見習い弁護士のクリストファー・レン(壮さん)、二枚目で賢そうなのに、どこか頼りなさそうな(すみません)感じでした。
最後船がUターンしてしまって、3人がベンチでうなだれてるときに、バーバラが現れピーターが手紙が届いたことを説明します。その後ジェニー(舞咲)が現れバーナードが同じように説明します。
当然次は自分の彼女リンダ(晴華)が…と思いきや、現れない…その一連の壮さんが面白くて「いいんだ、ほっといてくれ」とボソッと言うところが可愛かったです。

マックイーンズ3の歌姫とでも言いましょうか、リンダの晴華さん、期待の娘役さんですが、どれだけ声量があるのでしょう歌がとても上手いですね。
インディアンチックなお店がまた面白かったです。
インディアンたちの名前がホットドックやマカロニ、フライドポテトと言ったようにどこにでもある食べ物の名前、そこでクリスが「ホットドックくれ」と言ったものだからさぁ大変ホットドック役の水純さん逃げてしまいました。

マックイーンズ1は牢獄、ウエイターの貴船さんの傲慢な態度で注文を聞いておきながら、注文通り受け付けてくれません(笑)。
食事を持ってきてくれたと思いきや、バケツと釈でコップに注ぎます。
おまけに庭先に水まきするように店内に、お客さんにかけてました。普通の公演ではありえないですね(笑)。

桂ちゃんの場面のマックイーンズ2は、ピーターが軍人さんなだけに、やっぱり軍隊関連で…お店に来たピーターは連行されてきたと言う設定でした。
とらえられて銃撃隊に銃を向けられますが、バーバラのおかげで難を逃れます。銃撃隊退散の時、よく行進するときに使われるリズム(わかります?)タッタカタータッタカタータッタカターと行進して袖に入っていくのですが、最後にコントのオチのようにコン♪と付き、みんなズッコケる。
ほんとにコント(笑)、でもまさかそう来ると思わないので笑えましたね。

要所要所で出てくるドゥアップチームの水純さん・玲さん・貴船さん・奏乃さんですが、最初はなんで出てくるのかわかりませんでしたが、歌の練習していたんですね。
出てくるだけで笑いを取ってた4人でした。

今回ストーリーテーラーの麻愛さん、この方も役者ですね。一人で喋らなきゃいけないのはプレッシャーでしょうね、でもとても良かったです、さすがでした。

忘れてはいけないのが悠さんの存在、これも普通の公演なら絶対ありえませんよね?舞台を横切って行くだけの通行人だけど、後ろに体重をかけて膝を伸ばしてウォーキング、顔はにこやかに客席に…
出てくるだけで可笑しい。ピクニックの場面では、花を手に持ったり、子供用のリュックに花を詰め込んでみたり演出してました。

バウだけに下級生も目立っていて、それぞれ頑張っている姿が微笑ましかったです。

私も1度目は話が理解できませんでしたが、2回目では理解できたと思ってます。
これは前でも後ろでもそれぞれがコメディしてるので、観るところが沢山、話に集中できないので、話の内容も一回じゃ理解できなくても当然じゃないでしょうか?(笑)
ただ私の解釈が合ってるかはわかりませんが…
ピーターたち3人が彼女たち3人をそれぞれ好きになった事に気付いたスーザン(邦さん)、彼らの奥手さと、本当の愛を知って貰いたかったから、いたずらを思いついたのではないでしょうか?
そんないたずらする必要があったかはわかりませんが…(^_^;)
見送りに来なかった彼女たち、それぞれに来れなかった理由はあったのですが、見送りにこなかった上に「駆け落ちする」と言うなぞの手紙が追い打ちをかけて、愛する人の存在の大切さ、愛することの意味を伝えたかったのではないでしょうか?
麻愛さんのセリフや、邦さんの最後の方の語りや歌で、私はそう感じました。
あくまでも私の解釈なので、その辺はご了承ください。

無事に青年館も終わって、やっと感想を書くことが出来ましたが、観ていて本当にコメディは大変そうだと、あらためて感じました。
でも私自身は楽しめた公演でした。私自身が単純だから良かったのでしょうかね?(笑)
本当に出演者のみなさんも頑張ったと思います。きっとこの経験は無駄にはならないでしょう。