9月6日7日 大劇場

「Romance de Paris/レ・コラージュ」


Romance de Paris

久しぶりに大劇場へ行って来ました。一年三ヶ月ぶり…そんなにムラにはご無沙汰してたんですね。
お芝居は難しいおはなしじゃないので、素直に見れましたし、笑いあり感動あり…ちょっぴり切なくもあり、見所沢山でした。

桂ちゃんはとても自然なお芝居をされていました。
クラブアラベスクの店員兼ダンサーで、等身大の現代っ子な青年でした。
幕開きの人場面が終わった後、青い衣装に身を包んだ桂ちゃん達ダンサーがショーをみせてくれます。
しょっぱなから格好いい元気なダンスをみせてくれる桂ちゃんでした。
かけ声もなかなか良くてたまにナマ声も聞こえて、格好良かったです。

その後すぐ着替えて、ウエイター姿で出てくるのですが、また袖に入って支配人が歌い出すとまた青い衣装で、同期の麻樹ゆめみちゃんと踊りに出てきます。
青い衣装と緑のピーコートと、衣装は2着なのに何回も着替えて忙しそうですね。

ヴァンサンに頼まれて持ってきたカクテルを、結局は誰も飲まなくてそれを受け取ったディミトリは、ラッキー飲んじゃえ〜って感じで、飲もうとするのですが、やっぱりダメだよな〜と諦める姿がお茶目で可愛くて…仕事中ですからね(笑)。

舞風さん扮するナディアの国で、クーデターが起こり助けるために手伝いをするのですが、その時におとりで、同じ店員の女の子ハイファ(麻倉ももこちゃん)とキスをしたり…一緒にいるうちにハイファの事が好きになったんでしょうね、自分の夢を語るところは、なんだか胸が熱くなりました。
冗談を言ったりしているけど、小さいながらもお店を出すことが夢で、ハイファに手伝って欲しいと…
でも「ああいう料理の店」って「ああいう」ってなに?どういう?(笑)
どんな料理なんだ〜?凄く疑問です。
あまり乗り気じゃなさそうなハイファでしたが、照れてああ言う態度だったのかな?でも、きっと手伝ってしまうんだなろうな〜と…
すごくアットホームな暖かい家庭料理のお店なんじゃないかな?と想像がふくらみます。
なんか子だくさんになっていそう(笑)。←そこまで想像するか!

結婚の相談にのって欲しいからと、連絡先の交換をするふりして、連絡事項の書いた紙をムジャヒドに渡す場面…
本当に連絡先だと思って受け取ったムジャヒドが、そのメモを読んで「え?」っととまどってるのに、すかした顔で「じゃ」と言って帰ってしまう、そのすかした感じもまた観ていてニンマリしてしまいました。

コムさんのスッキリしたスーツの着こなしも素敵で、自然な落ち着いた演技と、
スマートな身のこなしやダンス…大人の男性でしたね。
舞風さんの王女さまらしい、リンとした姿も素敵でした。

ナディアとデートをして、映画を観ている時のつまらなそうな感じのヴァンサンがなかなかツボで…
うってかわって、普段したことのないことをしてるナディアの顔がとても楽しそうでほのぼのとする場面でした。
大荷物を持って割り込むように座ってしまうちー坊さんも、かなりのツボです。

国も身分も違う二人ですが、だんだん惹かれあってしまい、でもナディアは国に帰ってしまうわけですが、ある日ヴァンサンは招待を受けるのですが、そこへ飛び込んでしまう事も出来ず、ナディアに会いに行くことはないのですが、なんだか切ないですね。
でも会わずに思い出として残した方が、お互い良かったんだろうな〜とは思いますね。

今回初めて雪組に出演してくださってる樹里咲穂さん。
初めは悪いお役だと思いきや、本当は国王様や国を思い、ラシッドはラシッドなりに救う方法を考えていたのですね。野心家で力強い演技、でも根は優しいんだろうな〜と思わせるラシッドでした。

一番私のツボなのは、かしげさんのムジャヒド…
おとぼけぶりと、かっこよさと…本当はどっちなの?と言いたくなりますが、
そのギャップがまたたまらなくて…目が離せませんでした。
銀橋で樹里さんと歌うところは、お二人共本当にかっこよくて…樹里さんは、最初からかっこいいままなのですが、ここでかしげさんがガラっと変わって格好いい姿になってしまうので、私にはたまりませんでした…素敵すぎです。
しかしお二人は元々知り合いだったんですね。
格好良すぎて来年はかしげさんとお会いできないのかと思うと、なんだかウルウルしてしまいました(^_^;)。
とてもキュートで、細かい演技も見逃せないムジャヒドさんでした。
ツボをあげるときりがないので辞めておきます(笑)。

壮さんのディディエ…
ワンマンな感じの役でしたが、会社を思っての事なんですよね、一生懸命働いて、ちょっと違う方に走ってしまって…
それを大きな愛で支えてくれたパトリシアの白羽ちゃん、このお二人はお互いの相乗効果が良く出ていたように思いました。
最後はかわいそうなディディエでしたが、きっとパトリシアと二人でやり直して、良い家庭を築きあげていたんだろうなと想像します。

 

 

レ・コラージュ

幕開きを伝えるコムさんの歌と、舞風さんのトゥシューズのダンスの次に、黄色い衣装の桂ちゃん達が元気にポップに登場!
山科愛ちゃんと、とてもカワイイさわやかなカップルでした。
次は真っ赤な衣装の壮さん達に引き継がれ、大人の雰囲気でした。
そして、コムさんの女役姿!妖しい大人の魅力で男役さん達と絡んでました。
そしてガラっとかわって、緑の衣装で、じゅりさんとかしげさんがハードロックを歌い踊り、お二人ともシャウトしまくりで、格好良かったです。

そして、桂ちゃん達は出てきませんが、勢揃いしてオープニングが終わります。

その後に噂の?ラッツキング!
聖歌隊が賛美歌を歌い出すと、下手花道から上半身だけ覗かせ「メリークリスマス!」と…夏なんですけどね(笑)。
夢見る少女マーシャにジリジリと近づき、むりやりさらってしまいます。
曲調が変わり、ゴールドのスタンドマイクを取り出して歌います。
少女がネズミたちにネグリジェをはぎ取られていくと、真っ赤なドレスの女性へと変身して、マーシャのノリノリでみんな楽しく踊り始めます。
桂ちゃんは妖しく誘ったり、楽しそうににっこりしたりコロコロと変わる表情がとても好きで…私にはたまりませんね〜(笑)。

次にはかしげさんのプリンス…
真っ白な王子様衣装で、本当に美しいです。どうしてこんなに美しいのでしょう…
夢夢しい王子様ではなく、どこか神秘的で危なげな所、冷ややかな目がたまりませんでした。
私にはかなりのツボです(笑)。
そのプリンスが本物のナイチンゲールを捕まえようと、機械のナイチンゲールを作り、本物を帯び寄せる…
楽しそうな感じにつられて出てきてしまったナイチンゲール、それが天勢さんと言うことで、真っ白なチュチュを着て、頭には羽をちらばせて…
普段はバリバリに男役さんをしていらっしゃるのに、とてもかわいらしくて素敵でした。
最後には鳥かごに捕まってしまい、苦しそうに羽をぱたぱたさせているのですが、その姿が後ろに影がうつるようになっていて、またその影も綺麗なんです。
前にいる天勢さんも見たいし、後ろの影も見たいし…
とても素敵な演出でしたね。

そしてコムさん扮するヘリオガバルス…
朽ち果ててしまったローマの王で、昔の友を思い回想します。
桂ちゃんは最初は出てないのですが、途中から友の一人として出てきます。
途中で上手からいきなり出てきたのでちょっとびっくり…でも、金髪のロングヘアーがとても素敵でした。
でも、この場面解説がないとちょっと意味が分からなかったですね。あ、私がニブイだけかも…(^_^;)

がらっと雰囲気が変わって、かしげさんがジャズをメドレーで歌います。
軽快で楽しい一場面でした。

次には樹里さんを中心に、桂ちゃん達男役さんが黒いスーツに身を包み、キザにクールにキメてくれます。
キザな目つきの桂ちゃんが、またファンにはたまらないです。
そして、コムさんが娘役さん達を引き連れて、また軽快なジャズを…
そこが終わると、幕が足だけ見える位置まで降りてしまいます。
ステップを踏むコムさんの足…そこにみんなが加わって、幕の下に下げてあるタンバリンを持つと、幕が上がりタンバリンを鳴らしながら軽快に踊ります。
桂ちゃんもみなさんも楽しそうでしたね、見てる方も楽しかったです。

次には壮さん、聖さん、かなめちゃんの三人が銀橋を渡りながらラテンを歌います。
長身でスマートな3人、見栄えがして格好いいですね。

次はまた雰囲気が変わりまして、茶色のスーツに身をまとった樹里さんが、
アコーディオンを弾きながら歌います。
本当に弾いてらっしゃるんですよね、弾くだけとか、歌うだけならまだしも、
弾きながら歌うのって大変でしょうね。すごいな〜と思いました。
この場面セピア色の思い出が蘇るようで、止まっていた時間がそこだけ動き出すようで雰囲気の良い場面でした。
最後にコムさんが得意なダンスで、盆が回る中踊っているのですが、哀愁漂っていて格好良かったですね。
セリ上がりしてくる壊れた木馬…あの意味がちょっと分かりませんでしたが…なんで木馬さんなんでしょう。

そして、若さあふれるラインダンス…
深海と言うことで、熱帯魚をイメージした衣装で、ハデでちょっとびっくりでしたが若くて良いですね(笑)。
かなめちゃんと大凪ちゃん中心で、大凪ちゃんの足の上げ方がとても綺麗なのが目に付きました。

妖しい音楽と雰囲気になって、熱帯魚たちが逃げていくと、海に沈み壊れた戦艦と、かしげさん筆頭に亡霊達が…
衣装が骸骨で、ん〜〜〜???なのですが(^_^;)、歌やダンスや出ている人たちは文句なしに格好いいんです。
桂ちゃんも口紅を黒っぽい紫?に変えて、シルバーのストレートのカツラをかぶって、格好良かったですね。
銀橋でかしげさんと、桂ちゃんが見合って、うなずくのですが、私のツボです(笑)。なんか良いですよね。
ちょっとキャプテンハーロックを、思い出してしまいました…どうしてでしょう(笑)。

そしてタイタニック号の舞踏会…
男役さんは衣装の肩に真珠の飾りを、娘役さんはネックレスと髪飾りに…
華やかな中にもどこかもの悲しさがありました。
タイタニックと言えば、誰もがディカプリオ主演の映画を思い出しますよね。
コムさんと舞風さんが、真っ白な衣装でデュエットダンスを踊るのですが、
映画のシーンを思い出して仕方ありませんでした。
ディカプリオが海に沈んでいくシーン、思わずウルウルしてしまいましたね。
またお二人のリフトがすごくて…説明が上手くできないので省きますが、あのリフトはこのお二人だからこそ出来るんでしょうね。

そして最後のフィナーレ…今回はかしげさんがエトワールでした。
桂ちゃんも初の階段一人降り…感動しました、一人で歌って降りてしまうんですね。
満面の笑みで降りてきた桂ちゃん、目が離せませんでした。

こうしてあっという間に終わったわけですが、「レ・コラージュ」つぎはぎと言う意味だそうですが、私にはあまり違和感もなく楽しめました。
深く考えないのがいいのでしょうか(笑)、ただ楽しみたいだけなので…素敵だな〜、綺麗だな〜、格好いいな〜と思って見ていられるのが一番です。ホント単純な性格で良かった(笑)。
でも、場面にまったくつながりが無いわけでもないな〜と感じました。
キング、プリンスつながり、ジャズラテンつながり、深海の難破船つながり
大きく分けるとこんな感じでしたね。
それぞれの場面がそれぞれに好きです。